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死闘! 沖縄県知事選 安室奈美恵vs小泉進次郎「代理戦争」②

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提供:週刊実話

小泉進次郎を選挙終盤投入

 「2月の名護市長選で辺野古移設反対派の重鎮で現職の稲嶺進氏が新顔に敗れた要因は、3点突破作戦にある」(オール沖縄関係者)

 その3点突破作戦とは、(1)菅官房長官の依頼で創価学会の佐藤浩副会長が動き総力戦を指示、展開(2)札束攻勢。道路開発、土地改良予算増額(3)小泉進次郎氏の再三の応援演説だ。
「特に進次郎演説に女性や無党派層が夢中で、相当効果があった。稲嶺敗北の最大要因です。沖縄県知事選も自公は3点突破作戦を徹底してくるはず。今回は(1)学会ローラー作戦(2)沖縄1兆円カジノ誘致話や沖縄振興予算増額などの札束攻勢(3)進次郎氏を最終兵器として知事選終盤に投入――の3点作戦です。それに対抗する意味で、安室さんが直接メッセージではないにしても、翁長氏に捧げる歌で間接応援してくれればいい。安室VS進次郎の構図となれば、安室の方が強い。絶対、自民に勝てる」(同)

 これに対し自民党支持者はこう断言する。
「それは玉城候補サイドの色眼鏡の読み。安室は動かない。だから安室vs進次郎の構図もない。ゼロvs進次郎。自民は6月の新潟県知事選では鼻差で勝った。その時は野党候補を陰で支援した小泉元首相の意向で、進次郎が県知事選応援をストップしたから。だが、沖縄では全面協力する」

 その理由を、8月に山梨県で安倍首相と小泉元首相が密談し「総裁選後の内閣改造で進次郎初入閣密約説がある」と指摘する。
 玉城支持者が反論する。
「進次郎の沖縄応援中止は、すでに『小沢一郎政治塾』で反原発講演をした小泉元首相へ小沢氏が働きかけている」
 双方の陣営による安室、進次郎への働きかけは、熾烈を極めている。最終構図は「安室vs進次郎」の代理戦争、「ゼロvs進次郎」、「安室vsゼロ」、「ゼロvsゼロ」のどれなのか。

 両陣営の支持率調査ではフェイクニュースも飛び出す死闘。どんな手段を使ってでも、絶対負けられない沖縄県知事選の幕は切って落とされた。

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