明石市“暴言市長”の意外な経歴 武闘派のルーツはあの討論番組!?

社会 週刊実話 2019年02月13日 22時03分

「火つけて捕まってこい、お前」

 こんな地上げ屋まがいの暴言で、批判の矢面に晒された兵庫県明石市の泉房穂市長(55)。JR明石駅前の道路拡幅工事に伴うビルの立ち退き交渉が難航していたことに激高し、「辞表出しても許さんぞ」「自分の家売れ!」などと担当職員を怒鳴り散らしたのだ。

 1月29日に開かれた謝罪会見では、事実関係を全面的に認めながらも、辞任は否定。この春に迫った市長選挙で「改めて信を問いたい」と訴えていた。

 ところが、3日後には一転、「感情をコントロールできない人間にはリーダーの資格はない」と辞任を発表。潔く政界から引退するのかと思いきや、今後の選挙対応を問われると、「今はまだ何も考えられません」の一点張りで、頑なに明言を避けたのである。

「市役所の中には、市政の強引なやり方や暴言壁のある泉市長に反発するグループがある。その勢力が、選挙直前にイメージダウンを狙って、音声データを暴露した可能性があります。問題の暴言は、1年半も前のものですから。泉さんはハメられたと思っているから、このまま引き下がるわけにはいかないのでしょう」(元明石市議会議員)

 泉氏は生まれも育ちも明石市で、地元の高校を卒業後、東大教育学部に現役合格。NHKのディレクターから民放に移籍し、『朝まで生テレビ』(テレビ朝日系)の制作に携わっていたこともあるという。

 その後、司法試験をパスして弁護士となり、2003年には衆議院議員選挙に初当選。'11年から明石市の市長を務めていた。

「経歴と暴言のギャップに驚かされますが、柔道三段の腕前で、サッカーやラグビーの経験もある体育会系。東大時代も親からの仕送りを受けず、奨学金とバイトで卒業した苦労人です。市民からの信頼は厚く、一時は暴言に対する批判が圧倒的でしたが、今は泉氏擁護の声が増えつつある」(市政担当記者)

 もし泉氏が出直し市長選挙に出馬すれば、同じく元市長の北口寛人県議との一騎打ちになる公算が高いが、反泉派は“新たな爆弾”を用意しているとの噂もあり、今後も目が離せない。

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