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警察庁技官が路上で女性の尻を触る

 警察庁の職員が、とんでもないことをしでかした。

 山形県警山形署は5月1日、山形市内の路上で女性の尻などを触ったとして、強制わいせつ容疑で、東北管区警察局山形県情報通信部機動通信課技官・杉山正広容疑者(39=同市香澄町)を逮捕した。杉山容疑者は「大変申し訳ないことをした」と容疑を認めている。

 逮捕容疑は、4月23日午後10時半頃、同市香澄町の路上で、アルバイト勤務を終えて徒歩で帰宅途中の20代女性に対し、尻を無理矢理触ったり、抱きつくなどしたとしている。杉山容疑者は女性に抵抗され、そのまま現場を立ち去った。

 女性は翌24日に交番に被害を届け出た。同署は防犯カメラの映像や被害者の証言などから、杉山容疑者を特定した。

 杉山容疑者は92年に技官として警察庁に採用。05年から同課に勤務していた。

 事件当日、杉山容疑者は午後5時半頃、勤務を終えて退庁したといい、県警は詳しい動機などを調べている。

 同部では「被害者に対して深くお詫びを申し上げる」と謝罪。今後、杉山容疑者への処分を検討する。

 午後10時半というと、もう夜も深い。そんな時刻に、路上を歩いている女性に抱きついて、尻を触るなど、悪質極まりない卑劣な行為。

 しかも、警察組織に関わっている人間の犯行であったとは、開いた口がふさがらない。警察庁の職員としての良識が問われる。
(蔵元英二)

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