NHK集金人に激怒し、首を絞めた84歳男を逮捕 ネットには迷惑な訪問例が続々

社会 2018年05月17日 23時00分

 16日、京都府警山科署が、NHKが委託する集金人を暴行したとして、京都市山科区内に住む84歳の男性を15日に逮捕したことが判明。その顛末に同情の声が上がっている。

 逮捕された男は、15日午後8時20分頃、NHKの受信契約を求めに訪れたパートナー会社の男性集金人(23)に対し、契約を拒否。さらに、訪問時間が遅いことに腹を立て、首を絞めるなど暴行を加えた疑い。

 京都新聞によると、逮捕された男は「腕は掴んだが首は絞めていない」と容疑を否認。今後、「首を絞めた」という行為が本当にあったのかどうか、警察が捜査を進めるものと思われる。

 実際に暴力があったのならば逮捕は致し方ないところ。しかし、ネットユーザーは「20時すぎて契約を求めにくるのはおかしい」「集金人が拒否されたにもかかわらず粘ったのではないか」「本当に首を絞めたのか怪しい」「気持ちがわかる」など84歳男性に同情的な声を上げる。

 また、NHKの集金人については若い女性から「しつこくドアを叩かれた」「インターホンを何度も鳴らされて怖かった」など、「被害」の報告が。

 さらに、Twitter上では「庭に勝手に入られた」「威圧された」「テレビがないか確認するといわれて家に入られた」など、NHKの集金人による法律違反とも思える行動が次々に報告されている。

 NHKの受信料については、昨年最高裁が支払い義務を合憲と判断したが、だからといって借金の取り立てのような威圧的かつ不法スレスレの行為は許されるはずがない。社会的に強い立場とは言えない84歳の男性から受信契約を夜遅くに迫る行為についても、賛否両論となるのは当然だ。

 現状、NHKの受信契約については、受信装置を設置したその日から義務が発生するとされているが、そもそもこの法律自体に違和感を覚える人が多い。

 ネットやCS放送などが普及した現代で、「国民の知る権利や表現の自由を確保するために必要」といわれても、重税に苦しむ国民が納得できるはずはなく、「NHKだけ停波すればいいではないか」「ほかのことにお金を使いたい」と感じるのは当然のことだ。

 いずれにしても、NHKの受信料支払い義務が合憲であったとしても、集金人の違法行為が許されているわけではない。もちろん、今回のように集金人に対する暴力はもってのほかだが、「夜遅くに押しかける」、「しつこくインターホンを連打する」などの行為は、止めるべきだろう。

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