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よしもと芸人 真剣に14歳の悩みについて語る

 18日、よしもと芸人が少年、少女時代を赤裸々に語った『みんな十四歳だった!』(新潮社)が出版されたことを記念し吉本興業東京本部でトークイベントが行われ、ニコニコ動画で生配信された。

 イベントには、本のなかで自分の実際に14歳時代を明かしているなだぎ武(ザ・プラン9)、品川祐(品川庄司)、板倉俊之(インパルス)、田村裕(麒麟)、藤森慎吾(オリエンタルラジオ)の5名が参加。ゲストに元神奈川県知事の松沢しげふみを迎え、14歳の時の生身の自分を振り返りつつ、視聴者から送られて来た悩み相談のメールに笑いを交えながら真剣に答えた。開始直後には、司会進行の田村がいきなり冒頭の挨拶で噛むなどアクシデントに見舞われ、波乱のスタートとなった。

 活躍する5人の芸人。だが、14歳の時も目立つ子だったのかといわれると、そうでもないようで、藤森は「シャイな子供だった。グループでいつ(イジメの)標的にされるんじゃないかとビクビクしていた」とチャラ男といわれる現在では想像できない子供時代を暴露。その藤森を、「そのうち半裸で“(田中)みな実〜!” って叫ぶ芸人にはなるなよ」とツッコんでいた品川は、「不良漫画に憧れて不良やってたけど、口喧嘩ばっかり得意で喧嘩は他の喧嘩が強いヤツに任せてた」と中学時代のヘタレっぷりを語った。板倉はグレることに興味はあったが不良にはならなかったそうで、理由を「バックホーンばっかり気になってしまってダメだった。だって学校でいきがってるヤツも家に帰るとお母さんのご飯食べるんだよ。そう思うとだっせえ気持ちになっていけんかった」と説明した。なだぎの14歳時代はかなり壮絶だったそうで「弁当に砂入れらたり、便器に顔を入れられたりした。イジメのことを話すともっとひどくなるんじゃないかと思ってずっと黙ってた。高校に望みを感じられなくて(進学しないで)引きこもってた」とカミングアウト。話の合間のモニターにタイミング良く「友近」と流れる視聴者の打ち込んだコメントに触れ、「この絶妙なタイミング絶対おかしいよ、友近どっかで絡んでんのちゃう!?」と笑いを誘う場面もあった。

 なだぎ武は最後に、今の14歳に投げかける言葉のなかで「今14歳の人は小さな勇気でもいいので一歩出してみて。大人は子供が悩んでそうな時“どうしたんだ”と問い詰めないでもっと軽い感じで、同じ目線で接して欲しい」と自分の体験を交えて視聴者へ言葉を送った。(斎藤雅道)

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