「美英元経営者は第三者名義で届け出をし、経営者であることを隠してクラブを運営していました。2011年8月から'12年までの2億円を申告せず所得税7700万円を免れ、さらにホステスから源泉徴収した所得税も合わせ計約1億2000万円を納付しなかったのです。国税の査察が入った'13年11月に閉店しましたが、その約2年間で実に7億円を売り上げていたとされ、脱税の額がさらに増えるものとみて捜査が継続されている状況です」(社会部記者)
しかも同店は『セレナーデ赤坂』以前に、ここ10数年で『セレナーデ』『ニューセレナーデ』などと店名を変え営業を続けていたという。
常連客が店内部の様子を語る。
「韓国軍人上がりの青年が受付にいる秘密クラブで、紹介がなければ入店できない。店内は巨大なシャンデリアの下、ふかふかの絨毯が敷かれエレクトーンの生演奏が流れる高級感溢れる雰囲気でした。ホステスは40人ほどいて、いずれも韓国のモデルやタレントなどとびきりの美人揃い。料金はボトル1本最低で3万円、つまみは1万円から。だいたい2人でいくと15万円ほどかかりました。中には一晩に100万円使う客もいたといいます」
また同店は日韓の政治家たちが利用することから“韓国大使館御用達”とされ、日本の国会議員の接待にも多く使われたという。
「今年6月に同じ赤坂の韓国クラブ『LOVELY』の経営者が、就労資格のない韓国人を働かせたとして入管難民法違反容疑で摘発されましたが、こちらは主に官僚が利用するクラブで、今回は政治家が利用するクラブ。1000人分の顧客リストが押収されたといわれ、韓国人美人ホステスがアフターで“夜の接待”をしていたとの話もある。そのため、このリストの流出に戦々恐々としている与野党議員も多いと思われます」(永田町詰め記者)
日韓関係は最悪の今、政治家連中は宜しくやっていたようだ。