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海外に「人面犬」が生まれていた? 謎のキメラ生物「人面猫犬」の正体とは?

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画像はイメージです。

 こちらの新聞記事は1949年に海外の新聞が発表した未確認生物のイラストである。

 記事には「santer creature(サンタークリーチャー)」という名目で呼ばれているが日本ではまったく紹介されない一体のため、山口敏太郎事務所ではこの未確認生物を見た目から「人面猫犬」と仮称で呼ぶことにする。

 記事よるとこの「人面猫犬」なる生物はノースカロライナ州で1890年後半頃に最初の目撃談があり、その後1900年代に再度目撃されているという。

 おさげ髪のような特徴的な尻尾の形状、そして犬のような胴体、おっさんとも女性とも言えないその見た目は「ミステリーキャット」と呼ばれ「犬と猫」の間の子ではないかと記事では指摘されているが具体的な目撃談など詳しいことは不明だ。

 「犬と猫」の間の子…と聞くと我々日本人としては『天才バカボン』のウナギイヌのような生物を思い浮かべるが、ウナギイヌのような可愛げはなくひたすら不気味である。

 そもそもウナギイヌも同じであるが、犬と猫では生物の遺伝子を含む性染色体の数がまるで違うため交配によって受精し間の子が生まれることはまずない。

 となると、この生物は人間が人工的に作ったキメラ生物の可能性が非常に高い。事実、過去本ミステリー記事でも紹介した翼の生えた猫「翼猫」は今回の「人面猫犬」と同じく1890年後半頃に目撃例がある。また、牛の体に人間の顔のついた妖怪「件(くだん)」も少し時期はずれるが1900年代初頭に写真が撮影されているため、1890年〜1900年は世界各所で「キメラ生物」の研究が進められていた可能性がある。

 海外で猫と犬、そして人間の異種交配の研究が行われていたとしたらこれはビッグニュースであり、これまで日本オンリーと思われていた「人面犬」に新たな研究資料が誕生したことになる。残念なのは写真ではなくイラストのため具体的な証拠とは言い切れないところだが、海外で「人面犬を目撃した」という読者の方がいたらぜひ山口敏太郎事務所までご連絡いただきたい。

文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所

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