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桂文枝だけが笑いの感性が違う!? 「R-1ぐらんぷり2014」審査分析

 3月4日(火)に開催された第12回「R-1ぐらんぷり2014」。2007年以来、2度目の決勝進出を果たしたやまもとまさみが見事、優勝した。そんな「R-1ぐらんぷり2014」を決勝に進出した12人の芸人ではなく、審査員に注目して、分析してみたい。

 まず審査方法を確認。審査員1人の持ち点は3ポイントで、特定の1人に3ポイント入れてもよし、1人に2ポイント入れて他の1人に1ポイント入れてもよし、また3人に1ポイントずつ入れても良しという方法である。さらに審査員の点数の他に、お茶の間ポイントがあり、テレビリモコンのdボタンで視聴者から支持を集めた芸人1位には2ポイント、2位には1ポイント与えられる。審査員とお茶の間ポイントの合計得点で競う方式だった。

 そして肝心の審査員は7人。桂文枝(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)、関根勤(浅井企画)、天野ひろゆき(浅井企画)、清水ミチコ(ジャムハウス)、木村祐一(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)、ラサール石井(石井光三オフィス)、板尾創路(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)の7人。事務所別の持ち点で比較すると、よしもとクリエイティブ・エージェンシーが9点、浅井企画が6点、ジャムハウスが3点、石井光三オフィスが3点となる。

 Aブロックの得点は以下。
■レイザーラモンRG(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)「11ポイント」
関根勤3/天野2/清水2/木村2/板尾2
■ヒューマン中村(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)「8ポイント」
桂文枝1/天野1/清水1/木村1/ラサール2/板尾1/お茶の間1
■TAIGA(オスカープロモーション)「2ポイント」
桂文枝2
スギちゃん(サンミュージックプロダクション)「3ポイント」。
ラサール1/お茶の間2

 Bブロックの得点は以下。
■小森園ひろし(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)「1ポイント」
桂文枝1
■ミヤシタガク(フリー)「0ポイント」
■やまもとまさみ(佐藤企画)「15ポイント」
桂文枝2/関根2/天野2/清水2/木村2/ラサール2/板尾1/お茶の間2
■中山女子短期大学(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)「8ポイント」
関根1/天野1/清水1/木村1/ラサール1/板尾2/お茶の間1

 Cブロックの得点は以下。
■バイク川崎バイク(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)「5ポイント」
関根1/天野1/清水1/お茶の間2
■馬と魚(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)「14ポイント」
桂文枝3/関根2/天野2/清水1/木村1/ラサール2/板尾2/お茶の間1
■おぐ(SMA)「4ポイント」
清水1/木村2/ラサール1/
■じゅんいちダビッドソン(アミー・パーク)「1ポイント」
板尾1

 最終決戦は審査員とお茶の間、全てがやまもとまさみに得点を付けたが、ブロック予選の中で、注目したいのが桂文枝の審査。桂文枝以外の審査員は3ブロックのうちに1回は、他の審査員と同様のポイントを振り分けしているのだが、桂文枝だけがAブロックでTAIGAに2ポイント、Bブロックでも小森園に1ポイント、Cブロックでも馬と魚には3ポイントを与えていた。今年で71歳を迎える超ベテラン落語家には、異次元のお笑い世界が観えていたようだ。

 そしてもう1つ気になった点が、放送中に審査員のコメントが少なかったということである。4人同時審査発表のため、1人1人の芸人に対する採点理由の明確な説明がないため、視聴者にはどう採点しているのかが理解できなかった部分も多かったのではないだろうか。審査点数には賛否両論あると思うが、どんな形であれ決勝の舞台で戦った12人の芸人たちに賛辞を贈りたい。

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