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井口ロッテ、10年ドライチ伊志嶺、15年ドラ2の関谷ら8選手と来季契約せず!

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井口資仁監督

 井口資仁監督率いる千葉ロッテは3日、関谷亮太投手、阿部和成投手、大嶺祐太投手、島孝明投手、髙濱卓也内野手、李杜軒内野手、大木貴将内野手、伊志嶺翔大外野手の8選手に対して、さいたま市内にて来季契約を更新しない旨を通知したと発表した。

 大嶺、島、高濱の3選手には育成契約を打診しているが、関谷、阿部、李、大木、伊志嶺の5選手の今後は現時点では未定で、退団することが濃厚だ。

 2010年に東海大学からドラフト1位で入団した伊志嶺は、2011年のルーキーイヤーに開幕一軍入りを果たし、126試合に出場、打率.261、32盗塁の活躍で規定打席にも到達している。しかし、2016年に右の太ももを痛めてからバッティング、自慢の走塁に陰りが見え始め、昨年はわずか18試合の出場に留まり、今シーズンは一軍出場がなかった。

 関谷は2015年にJR東日本からドラフト2位で入団。2016年のルーキーイヤーでは、プロ初勝利を含む5勝挙げているが、2017年は2勝、2018年は2試合の出場に留まり、勝ち星はなく、今シーズンの一軍出場はなし。期待されて上位指名されたが、プロの世界では持ち味であるチェンジアップを生かせなかったのは残念である。

 2007年に高校ドラフト4巡目で指名され大牟田高から入団した阿部は、今シーズン4試合に登板し、防御率0.00だったにもかかわらず戦力外になってしまったが、10試合以上登板したのが、2015年と2016年の2年だけで、通算3勝止まり。今シーズン初ホールドを含む2HPを記録したが、来季の構想からは漏れてしまった。

来季は優勝を目指す井口ロッテ。新たな血をドラフトで入れて行く。

(どら増田 / 写真・垪和さえ)

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