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死ぬまで現役 下半身のツボ 日光が男を作る!?

 シトシトと雨が降り続く、まさに今が梅雨時。

 たまに晴れ間が広がると、外出するだけでも楽しいものだ。
「天気のいい日は、日光を浴びたほうがよいですよ。人間の体は、太陽の光を浴びることで自律神経が整って、心も体もポジティブになりますからね」

 こう語るのは、性感研究の第一人者で医学博士の志賀貢氏だ。

 日光浴がうつ病や不眠症の改善に役立つことは、医学界では知られている話。
「太陽を浴びることで脳内に『セロトニン』という物質が分泌されるんです。これは別名『幸せホルモン』と呼ばれ、セロトニンを増やす薬は、うつ病治療にも用いられているんですよ」

 梅雨時に、体調や心の調子を崩す人は多い。それはまさに、日光不足によるセロトニン不足とも考えられるのだ。

 日光が与えてくれるものは、それだけではない。
「日光を浴びることで、血液の循環もよくなるんです。すると当然、勃起力アップにも繋がるんです」

 おおっ! 確かに血液の循環がよくなれば、性的興奮時、海綿体に血液がスムーズに流入するため、勃起力は高まる。言い換えれば、ED男性のほとんどは、「血液の循環が悪い」のだ。

 ただ、日光浴でED改善を目指すには、1つの注意点がある。
「紫外線の浴びすぎです。日焼けやシミ程度ならまだしも、皮膚がんの要因にもなると言われていますからね」

 何事もヤリすぎはよくない。日光を浴びる時間は、季節にもよるが、
「今の時期なら20分程度、太陽の光を浴びれば十分。朝起きて、近所をウオーキングなんて生活ができれば、実に健康的です」

 また、日光浴と聞けば、屋外に出るイメージだが、
「もし、あまり外を出歩く機会がなければ、窓から差し込む日光でも効果はあります。家の中にいても、窓の近くで読書でも楽しみながら日光浴する。たまには、ベランダに出て太陽の光を浴びるように心がけるといいでしょう」

 何がなんでも日光を浴びに行く必要もないのだ。

 さらに、日光浴によって得られるものは他にもある。
「体内でビタミンDが増えるんですよね。ビタミンDは、カルシウムの吸収を助けて、骨密度を上げる効果もあるため、骨や歯を丈夫にし、骨粗しょう症の予防にもなります」

 特に中高年〜シニア男性は、ビタミンD不足に陥りがち。まさに一石二鳥なのだ。

 最後に、日光浴&ウオーキングを始めたい人のために、とっておきのアドバイス。
「勃起力を高めるウオーキング法としては、やや大股で、パンツの中の睾丸を揺らすことを意識するんです」

 キンタマをブラブラさせるようにすることで、
「睾丸は精液を作る工場です。ここを揺らすことで、睾丸の機能が向上して、精液の製造が盛んになるのです。その結果、性欲が増して、男性ホルモンの分泌も盛んになります。ウオーキングのあと、オナニーをしたくなる男性も多いと聞きますが、それは睾丸が刺激されたからなのです」

 晴れた日はウオーキングで、大きな一歩を踏み出そうではないか。

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志賀貢…医学博士。内科医として診療する傍ら、260作以上の小説やエッセイを執筆。また、性感研究の第一人者で『かなりHな夜の教科書』(河出書房新社)など、医学的見地に基づいたセックス&口説き術にまつわる著書も多数ある。

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