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2回新潟競馬最終日(8月12日・日曜日)予想・橋本 千春

新潟11R「関屋記念」芝1600㍍
★調子・距離・斤量の三拍子揃った、プリモシーンでいける★
◎12プリモシーン
○6リライアブルエース
▲9チェッキーノ
△13ウインガニオン、2フロンティア
 3歳馬のプリモシーンに期待。<2102>と、まだ底が割れておらず、プラスアルファは大きい。
 「2連勝でフェアリーS・GIIIを優勝しているように潜在能力は高い。桜花賞、NHKマイルの両GIは10着、5着と不本意な結果に終わっているが、いずれも出遅れが響いたもの」
 それで、0秒9差、0秒2差なら決して、悲観することはない。やはり、力はある。
 「マイル適性も高い。古馬と初対決だが、実力は一歩も引けを取らない。休養を挟み一段とパワーアップが見込めるし、裸同然の斤量51㌔ならチャンスは十分考えられる」
 当面の相手は、リライアブルエース。オープン入り以降、京王杯SC6着、中京記念3着と地力強化の跡を見せつけている。
 「しかも、2戦ともレコード決着のハイレベルの闘いで0秒2差、0秒3差だから評価できる」

新潟10R「柳都ステークス」ダ1800㍍
★降級2戦目の、ミッシングリンクが安達太良Sのリベンジ★
◎ミッシングリンク
○サルサディオーネ
▲ブライトンロック
△パルトネルラーフ、ビスカリア
 ダートにシフトしてから素質開眼した、ミッシングリンクで今度こそ。
 「その前走、安達太良S7着はスタートで躓き、落馬寸前の不利が致命傷だった。度外視して大丈夫」
 曲がりなりにも、交流重賞(TCK女王杯・GIII)を圧勝している実力の持ち主。準オープンでは役者が違う。
 「休み明けを1度使われて上積みは大きいし、スタートが決まれば勝てる」
 サルサディオーネが不気味。ペース次第で逃げ粘りのシーンがある。

新潟9R「豊栄特別」芝1400㍍
★成長著しい、アルーシャが一気呵成に2連勝を達成する★
◎アルーシャ
○モアナ
▲デルニエオール
△ショウボート、デスティニーソング
 益々快調の、アルーシャでもう一丁いける。
 「向こう正面から捲り、0秒4差突き放した前走は圧巻の強さ。地力強化は一目瞭然」
 力を付けている今なら、昇級の壁も一気に突破できる。
 「ここはあくまで通過点。クイーンC・GIII3着だけ走れば、自ずと結果は付いてくるハズ。斤量52㌔もアドバンテージ」
 相手は、降級組のモアナ。実績から、好勝負必至だ。

札幌11R「エルムステークス」ダ1700㍍
★快速馬の、ハイランドピークが悲願の初タイトルを奪取する★
◎8ハイランドピーク
○1リッカルド
▲11ディアデルレイ
△3ミツバ、6リーゼントロック
 完成の域に近づいた、ハイランドピークが大願を成就する。
 「ゴール前、差し返し2着を死守したマリーンCは負けて強し。洗練されたレースは成長の証しだ」
 理想はハナだが、控えても競馬はできる。2走前の灘Sはまさに真骨頂。中団から進出し、突き抜けたのだから驚きだ。
 「札幌は初参戦だが、函館と同じコース形態だけに心配無用。相手は、リッカルド(一昨年優勝)。帝王賞は4着に敗退、5連勝はならなかったが、充実ぶりは目を見張らせる」

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