search
とじる
トップ > 芸能ニュース > “トレンディドラマ感”に赤面? 『東京独身男子』が期待外れ、「寒い」と酷評される理由

“トレンディドラマ感”に赤面? 『東京独身男子』が期待外れ、「寒い」と酷評される理由

pic pic

高橋一生

 土曜ナイトドラマ『東京独身男子』(テレビ朝日系)の第1話が4月13日に放送され、初回視聴率5.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)であることが分かった。

 主演は高橋一生、そのほかメインキャストは斎藤工や滝藤賢一が務めている。A(あえて)K(結婚しない)男子であるアラフォー3人の恋模様をコミカルに描いた作品だ。

 第2話は3.2%、第3話は4.0%と、深夜ドラマの中では比較的好調な本作だが、初回視聴率から比べると期待外れだったことも表れているようだ。演出や展開についても、視聴者からの賛否両論が巻き起こっている。

 3人はハイスペックなエリートという設定で、豪華なマンションに住み、派手な婚活パーティーに繰り出すという、トレンディドラマにありがちな描写がとにかく目立つのである。主人公の石橋太郎(高橋)が元恋人の竹嶋舞衣(高橋メアリージュン)と接近したと思ったら、実は彼女には婚約者がいたり、太郎の友人である三好玲也(斎藤)と岩倉和彦(滝藤)が同じ女性を好きになったり、トレンディドラマおなじみの展開となっている。

 視聴者からは「抱きしめるシーンがスローモーションになるとか、演出古臭い」「AK男子とかいう造語が寒い」「舞衣は婚約者いるのになんで太郎とキスしたの?展開が理解できない」と不満の声が上がった。

 「高橋を始め、斎藤や滝藤は主婦層からの支持が厚い俳優たちです。おそらく、バブル期を謳歌した世代をターゲットにし、トレンディ要素を盛り込んだのでしょう。それが裏目となって若い世代からの支持を失ってしまいました。また、昨年ヒットした『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)の放送と同枠で、同作は“純愛”が受けたことから、今回も「恋愛ドラマ」を作ろうとしたのでしょう。しかし、ターゲットの女性が入り込めるような恋愛ドラマではなかったようです。主人公の太郎は玲也の妹のかずな(仲里依紗)に『俺にとってぶっちぎりの2番』と言って交際を申し込むような、痛くてめんどくさい男子。女子からの好感度が低いキャラクター設定にしたのも大きな敗因でしょう。」(ドラマライター)

 不評が続く一方、高橋の出演ドラマ『カルテット』(TBS系)や映画『シン・ゴジラ』を彷彿させるようなパロディシーンに、「パロディが秀逸で面白い!」「高橋一生ファンにはありがたい演出」と好評の声も上がっている。

 今後も安定した視聴率を獲得できるのだろうか。AK男子の恋の行方と、パロディ演出にも注目したい。

関連記事


芸能ニュース→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

芸能ニュース→

もっと見る→

注目タグ