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噂の深層 女優の億万ギャラ伝説

 有名女優のギャラは、とても気になる話題だ。長者番付というのが無くなって久しいが、女優の億万長者は誕生したのだろうか…。

 「数年前から、アサヒ芸能が独自の取材に基づき、女優の年収をはじき出している。4年前の同誌の調査では、1位が、仲間由紀恵の推定1億5000万円。2位は、柴咲コウの1億4000万円。同じような金額で、チェ・ジウ、松嶋菜々子、米倉涼子と続く。ほか同年には、菅野美穂と長澤まさみも、1億2000万円超を稼ぎ、1億円プレーヤーとなりました」(芸能ライター)

 なるほど、ドラマ『ごくせん』シリーズはどれもハズレなし。結果CMの女王としても当時君臨していた仲間の活躍ぶりなら、トップというのも頷ける。

 「今年に入って、また同誌の女優年収ランキングを調査した記事が出た。結果は、1位が、綾瀬はるか。年収は4億1000万円超ということです。以下、およそ、2位は、黒木メイサで、3億2000万円超。3位が佐々木希で、約3億1000万円。4位は、吉瀬美智子で、2億9000万円。5位は、杏で、2億8000万円。6位は、武井咲で、2億6000万円。7位のフリーアナウンサー高島彩の2億2000万円に次いで、8位が、長澤まさみの約2億1800万円。9位は、約1億9000万円で、芦田愛菜。10位は、松嶋菜々子で1億4000万円と続くそうです」(同)

 驚きである。08年といえば、リーマンショックがあった年。「芸能界でも、リストラの波が吹き荒れて、現在に至る」(キー局ライター)というのだが、この数字は、妥当?

 「4億、という数字に驚かされるのですが、綾瀬がお茶の間で人気がある、ということの証でしょう。『JINN-仁-』を始めとした連続ドラマの安定した人気ぶりに加え、新・CM女王としてのギャラもおそらく数千万円。年収は妥当な金額です。リーマンショックのしわ寄せは、主に映画で活躍する女優さんに来ているのではないですか」(週刊誌編集者)

 つまり、どういうこと?

 「ギャラが高額だと噂のある女優F・Eから、それほどギャラが高額ではないと云われるT・U、Kといった名前まで、4年前の調査には名前が挙がっていた“映画女優”は見当たらなくなった気がする。そのぶん、綾瀬以下の、一本あたりのテレビドラマのギャラもいまのところ抑え気味ながらテレビでおなじみの“テレビ女優”達が、各企業のCMキャラの座も射止めて、いわば、ひとり勝ち、したということなのではないか」(同)

 それならば、来年も年収調査があれば、台風の目は、松嶋菜々子だろうか。『家政婦のミタ』も低コストのドラマ制作だったと聞く。このハンデを、彼女の“笑顔”で乗り切って、最終回視聴率40%の大勝。さらなる収入アップは必至か。

 以上、あくまで噂、である。

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