CDセールスが不調だった嵐、レーベル会社から首切りの刑だった過去も

芸能ニュース 2019年11月16日 12時00分

CDセールスが不調だった嵐、レーベル会社から首切りの刑だった過去も画像はイメージです

 天皇陛下の即位を祝う国民祭典の祝賀式典に出席して、奉祝曲『Ray of Water』を歌い上げた嵐。日本でもっとも影響力がある5人組は、歌で皇后・雅子さまを感涙させた。

 今年はデビュー20周年アニバーサリーのため、仕掛けがすべて爆ヒット。初のオールタイムベストアルバム『5×20 All the BEST!! 1999-2019』は、令和初のダブルミリオン(200万枚)を達成している。また、デビュー日である11月3日に公式SNSを一斉開設すると、インスタグラムのフォロワーはまたたくまに200万人を突破するなど、破竹の勢いは止まらない。

 日本人アーティストの歴史を、今なお次々と塗り替えている嵐。99年にハワイで開いたデビュー発表記者会見、同年11月3日のデビュー当日に開いた8万人握手会など、スタートダッシュはド派手だった。しかし、その翌年早々に、スランプに入ってしまった。アイドル誌のフリーライターは言う。

 「結果的に、デビューシングルの『A・RA・SHI』が嵐史上最高に売れたんですが、2枚目の『SUNRISE日本』以降は、セールスが落ちました。当時のジャニーズ事務所の頂点は、いわずと知れたSMAP。V6、TOKIO、KinKi Kidsなどがいて、嵐は売り上げが振るわなくなり、3枚目の『台風ジェネレーション Typhoon Generation』は最高位が3位。ジャニー喜多川氏(故人)が最低限のハードルと課していた“初登場第1位”を、早くも逃しているのです」

 このころ嵐を担当していたのは、藤島ジュリー景子氏。現在の社長だ。所属レーベルはポニーキャニオンだったが、次第にジュリー氏を中心としたジャニーズ首脳陣と意見が衝突して、首切り同然のピンチに立たされた。そこで下した決断が、独立。ジュリー氏の「文句を言うより自分たちで責任を持って手掛けた方がいい」という考えのもとだった。

 01年、ポニキャンをやめて、自社レーベル「J Storm」(ジェイストーム)を設立。嵐は、所属第1号アーティストになった。ストームは嵐を意味する。翌02年、独立第1弾としてシングル『a Day in Our Life』をリリース。価格は業界の常識を打ち破る500円(本体価格)のワンコインで、CDケースではなく、ジッパー付きビニール袋に封入した。櫻井翔出演のTBS系ドラマ『木更津キャッツアイ』のエンディングテーマに起用されたことが追い風となり、セールスは巻き返した。

 03年に発売された『とまどいながら』は最高位2位で苦戦したが、04年から1位を継続。従来のアリーナツアーではファンが入り切らなくなり、ドームクラスのコンサートツアーに切り替え。08年から改修工事に入るまでの6年間は、旧国立競技場で毎年コンサートを実施するまでになった。現在は、日本の音楽史上最多237万5000人を動員予定のドーム全50公演のツアー真っ最中。来年5月15&16両日、新国立競技場で初のコンサートを開くことが発表されている。

 活動休止まで残り13か月。トップアイドルの荒稼ぎは止まらない。

(伊藤由華)

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