「どんな“天然発言”が飛び出すか、今からハラハラドキドキしています」(芸能レポーター)
引退から2年。フィギュアスケートのバンクーバー五輪銀メダリスト・浅田真央(28)が、日本テレビの夏の看板番組である『24時間テレビ』(8月24〜25日放送)で、メインパーソナリティーの『嵐』とともに、チャリティーパーソナリティーの大役を務めるという。
「今回の起用は、来年開催される東京五輪への布石。うまくいけば、同局の五輪番組メインキャスターの座が、ほぼ約束されます」(スポーツ関係者)
しかし、真央が“生”に弱いのは、現役の頃から有名だった。
「フィギュア一筋でやってきた真央は、口べたでアドリブに弱かった。キャラも天然だったし…」(スケート関係者)
バンクーバー五輪で銀メダルを獲った直後の取材で、「よかったですね」と話しかけた報道陣に、「よかったです」。「緊張した?」「緊張しました」と答え、その場がしばらくアイスリンクのように凍ってしまったのは有名な話。
「報道陣の質問の仕方も悪かったんですけどね。引退会見で現役復帰の可能性を問われた際には、『ハーフハーフ』と答えたこともありました。“ミスター”こと長嶋茂雄さんではありませんが、彼女もある意味、“天才”なのです」(スポーツ紙記者)
また、NHKの番組では、「将来は山に行って、狩りをして、イノシシをさばいてみたい」と、視聴者のド肝を抜く“猪突猛進”的な発言をしたことも。
「本人もその辺のことはよく分かっていて、引退後は、生放送での出演は極力避けてきたんです。何を言い出すか、分かりませんからね」(テレビ局関係者)
では、なぜ、パーソナリティーをする気になったのか。
「“お家の事情”です。姉の舞(31)も真央と同じ人がマネジメントをしているのですが、なんでも、森進一&昌子の長男でロッカーのTakaに夢中で、舞は仕事が手につかないとか。妹が稼ぐしかないんです」(前出・芸能レポーター)
最近は、寝具のCMにも出演している真央。
「『24時間テレビ』のギャラは、オンエア前のロケ、拘束料も含めて5000万円以上といわれています。来年の五輪につながる仕事と割り切れば、“オイシイ”のではないでしょうか」(同)
上手くこなせばスケート以外の道も広がるというものだが、もしかしたら“天然”“天才”発言が新たな未知の舞台へと導いてくれるかもしれない。