search
とじる
トップ > ミステリー > アフリカに恐竜が生息していた? 謎の赤い恐竜「カサイレックス」

アフリカに恐竜が生息していた? 謎の赤い恐竜「カサイレックス」

pic pic

画像はイメージです。

 7月も後半に差し掛かり小学生はあと少しで夏休み。子供と一緒にどこかの博物館や展示会へでかけるお父さんも多いと思う。近年では夏に合わせてブームの「妖怪」をテーマにした企画展も多く開催されているが、昭和生まれのお父さんにとって夏といえば「恐竜」の展示会を思い浮かべる人も多いはずだ。今回は恐竜世代にはたまらない、カッコイイ未確認生物を1体ご紹介したい。

 写真は「カサイレックス」と呼ばれるトカゲ型UMAの写真である。カサイレックスの由来は「コンゴのカサイバレーに住む恐竜」という意味で、資料によると1932年に冒険家のジョン•ジョンソン氏が目撃した例がもっとも古いとされる。

 氏の話によるとカサイバレーを探検している途中、ジョンソン氏はサイが何やら巨大な化物に追われているのを発見。サイが突進してきた時に車が横転しジョンソン氏は気を失ったのだが、目が覚めるとそこには大暴れするサイを捕食する恐竜に似たオオトカゲの姿があったという。

 彼の話によるとそのトカゲは全身が黒色の赤まだら模様の入った姿だったという。まさに「ジュラシックパーク」さながらの劇的なワンシーンである。

 巨大な肉食恐竜というとティラノサウルスが有名ではあるが、コンゴにはティラノサウルスがいた、という事実はなく実在したとすれば「カルカロドントサウルス」という北アフリカ一帯に生息した種類ではないか、と推測される。カルカロドントサウルスの体色は黒ではないものの赤まだら模様がある、と現代の研究では推測されており、ジョンソン氏の目撃したカサイレックスと合致している。

 カサイレックスは日本ではさほどの知名度はないが、海外では人気の高い未確認生物のひとつとされており多数のイラストやファンによるフィギュアの制作も行われている。コンゴではほかにも「コンゴ・ドラゴン」の異名をとる首長竜「モケーレ・ムベンベ」の目撃例もある。カサイレックスもモケーレ・ムベンベの一種ではないかと思われるが近年では別個体として捉えられる向きもある。果たして現代にも恐竜は生きているのだろうか…?

文:穂積昭雪 取材:山口敏太郎事務所

関連記事


ミステリー→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

ミステリー→

もっと見る→

注目タグ