【雅道のサブカル見聞録】 萌え本雑誌 “唯一”の成功者「MC☆あくしず」の魅力とは?

まにあっく 2010年05月10日 12時30分

【雅道のサブカル見聞録】 萌え本雑誌 “唯一”の成功者「MC☆あくしず」の魅力とは?

 03年頃から出業界で始まった萌え本ブーム。現在にいたるまで英単語、法律、経済、歴史上の人物、神話など、あらゆるネタが“萌え化”されてきた。だが、その殆どが一発ヒット狙い。定期刊行などを出版社は考えていなかったようだ。そんな中で、イカロス出版から発行されている“ミリタリー萌え雑誌”「MC☆あくしず」は一味違う。季刊誌とはいえ定期的に読める“萌え本”として、2006年6月の創刊以来、固定ファン需要のみで安定的な売り上げを維持してきたミリタリー本の世界に衝撃を与え続けている。

 それでは、さっそく「MC☆あくしず」の誌面の特徴を具体的に説明しよう。
 
 まずは、戦艦を美少女キャラに擬人化し、排水量をオッパイ大きさに変えてレクチャー。そして、第二次大戦中の1943年から始まったドイツのソ連への反撃作戦「ツィタデレ作戦」を語呂が似てるからという理由だけで「ツンデレ作戦」としてツンデレ美少女が解説。さらには「ビルマ航空戦」「ブルマ航空戦」と言い換えて、当時戦闘に参加していた日英の戦闘機を美少女化しブルマを穿かせる。色々な所から怒られそうな気がする程のはっちゃけっぷりだ。ただ、ふざけているように見えるが、版元がミリタリー本を扱う出版社ということもあり資料はしっかりと集められている。マニアも納得の情報量は確保されていることも重要な要素になっているのだ。もちろん、島田フミカネ、じじ、野上武志、などに代表される軍事に詳しい萌え絵師を起用しているので、萌え方面の内容もかなり充実。その安定感はどのジャンルの萌え本よりも高いといえるだろう。
 
 同誌が、ここまで長期に渡り人気を維持できている理由は、もちろん、先述のようにクオリティの高さにあることは繰り返すまでもないが、そもそも取り扱っている「ミリタリー」というジャンル自体もカギだと考えられる。なぜならば、ライトなミリタリーオタクはアニメオタクを兼ねている場合が多いという現状があるからだ。アニメの作中などに登場する実在兵器から興味を持つ人、元々ミリオタで自分の好きな兵器がアニメで動いているとアニメにも興味を持た人、兼ねるようになった状況は様々だが、その層を丸々取りこめたことがこの雑誌の一番の成功要素であろう。

 ちなみに、同誌は先月21日に、なんとドラマCDも発売した。航空自衛隊で次世代主力戦闘機導入計画、通称『F-X計画』というのがあるのだが、現在、自衛隊購入対象にあたる戦闘機をギャルゲーのヒロインにして、豪華声優陣を起用。見事なギャルゲー風ストーリーのドラマCDだ。ここまでされるともう文句のつけ様がないだろう。

 今後の展開が気になる所だが、ドラマCDときたらもうアニメ化しかないのでは? ひそかに期待しているのは筆者だけではないはずだ。(斎藤雅道)

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