「歴史楽屋噺」パート1・水戸黄門は危険思想の持ち主!?

トレンド 2010年11月20日 13時00分

 テレビドラマで数字が取れる幕末の志士といえば、何といっても坂本龍馬。なぜか分からないが、「ベビーフェイス」のイメージが国民に浸透しているのと、“泣く子も黙る”新撰組との絡みもあるのが、その人気の秘訣だろうか。

 しかし筆者は、幕末の様々な事件で一番ドラマチックだったのは、龍馬とは無縁の「桜田門外の変」であると考える。

 「桜田門外の変」とは何か。長州藩の倒幕思想家である吉田松陰を大老(今でいう総理大臣にあたる)・井伊直弼が処刑し(安政の大獄)、これに対する「返し」として、何と水戸藩士たちが井伊直弼を暗殺して吉田松陰の敵を討った事件のことである。

 では、なぜ水戸藩士たちが長州藩の敵を討ったのか。これは吉田松陰の尊皇思想が、水戸光圀の著した『大日本史』から多大な影響を受けていたからである。

 水戸光圀(=水戸黄門)は行脚の旅などしておらず、彼の生涯は、徳川の将軍よりも、天皇を日本の中心とする「勤皇思想」と共にあったといっても過言ではない。

 復讐した水戸藩士たちに言わせれば「吉田松陰先生に手をかけるのは、水戸光圀公のメンツを潰すのと同じ」といったところだろうか。とにかく「桜田門外の変」は動きが早かった。松陰の処刑後、すぐに「返し」た。

 逆に普段から「吉田松陰先生に何かあったら、ワシが真っ先に飛んでいくけぇ」と言っていた高杉晋作らは何をやっていたのか。勿論江戸に向けてすっ飛んで行ったのだろうが、単純に情報や地理的な条件で、水戸→江戸の方が近かったともいえる。

(みんみん須藤)

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