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38歳市職員、役所PCから個人情報を保存し同僚に誹謗中傷の手紙を送りつけ逮捕

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画像はイメージです

 神奈川県平塚市役所の38歳男性職員が、同僚職員の情報を不正利用し、誹謗中傷する文書を送りつけたとして懲戒処分を受けたことがわかった。

 平塚市によると、処分を受けたのは主査の38歳男性職員。2022年7月、同市市役所で他の部署に設置されていたパソコンを、担当者が離席中したことを見計らって操作すると、同僚職員の住所など個人情報を不正にダウンロードした。

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 その後、男性職員は同僚職員を誹謗中傷する文書を送りつけた。その後の調べで、男性職員は扱った市民の秘密情報を他の職員に漏らす、市職員70人に関する個人情報を業務とは関係なく閲覧したことも発覚した。

 平塚市によると、男性職員は動機について「職員同士の人間関係のもつれに端を発している」などと答えたという。市は10日付で停職6か月の懲戒処分としたことを発表。さらに今後、職員の情報管理に対する法令遵守の意識強化や離席時にパソコンをロックするよう呼びかけることも明かされた。

 この事件に、ネット上では「行動もあり得ないけれど、単なる停職で済ますのはもっと理解できない。同じことをまたやる可能性は極めて高い。どうしようもないよ」「懲戒免職が相当だろう。一般企業ならどう考えても解雇でしょ」「停職だけって、あり得ない。個人情報保護法違反にならないのか」などの声が出ていた。

 セキュリティに厳しい企業では、離席時にロックを掛けるのは当たり前。Windowsパソコンの場合は、一定時間で自動的にロックが掛かる設定も用意されている。行うべき対策をせず、情報漏洩を招いた市。今回の措置で再発を防止することができるのだろうか。

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