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元広島・達川氏、中日の最下位断言?“他球団のレギュラーなれる奴いない”レベルの低さ指摘、選手をナメすぎと批判も

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達川光男氏

 野球解説者・高木豊氏(元大洋・横浜他)が2日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、野球解説者・達川光男氏(元広島監督)が登場。動画内での発言が物議を醸している。

 今回の動画で達川氏は今季のセ・リーグの展望・順位予想について、各球団の複数の選手名を挙げつつ話した。

 >>『サンデーモーニング』関口宏の発言が物議「よくわかりません」達川光男氏の解説に不満?<<

 問題となっているのは、昨季「66勝75敗2分」で最下位に沈んだ中日の評価。達川氏は「申し訳ないけど今年は厳しい」と上位進出は考えにくいと断言。続けて「セ・リーグのどこかへいって、どこでもレギュラーなれるやつは(少ない)」、「木下(拓哉/主戦捕手)だってどうかのう、球団によってはレギュラーなれない」などと、力のある野手があまり見当たらないと指摘した。

 これを聞いた高木氏は「でも投手いいじゃないですか」と主張したが、達川氏は「投手ええってお前…じゃあ誰か言うてみい」と逆質問。高木氏は大野雄大(昨季8勝/2020年沢村賞)、柳裕也(昨季9勝/2021年最優秀防御率・最多奪三振)と左右のエース格を挙げたが、達川氏は「大野も柳も(他球団ならローテ)3、4番手よ」とそっけなく返した。

 この後、達川氏は今季のセは阪神・ヤクルト・広島がAクラス、巨人・DeNA・中日がBクラスになると予想。ただ、「6位以外は本当にどうなるか分からんよ」と、中日以外の5球団はどう転んでもおかしくないとも口にした。

 達川氏の発言を受け、ネット上には「中日をあからさまに下に見ててムカつく」、「セ球団どこでもレギュラー張れる奴なんて中日以外も一部しかいないだろ」、「大野、柳がローテ3番手以下はさすがに舐めすぎでは」、「中日だけ最下位確定って決め打ちしてるのも腹立つ」といった批判が寄せられた。

 ただ、ファンの反応は批判ばかりではなく、中には「実戦不調だし言われても仕方ない」といった指摘も上がっている。中日は2日までに対外試合8試合を戦っているが、「2勝5敗1分」と負け越し中。まだ開幕までの調整段階ではあるが、レギュラーシーズンでも黒星がかさんでいくのではと不安を募らせているファンも少なからずいるようだ。

 昨季までの直近10シーズンではAクラス1回(2020/3位)、Bクラス9回とほとんどの年で低迷している中日だが、今季は達川氏の予想を覆すような戦いを見せることはできるのだろうか。

文 / 柴田雅人

記事内の引用について
高木豊氏の公式YouTubeチャンネルより
https://www.youtube.com/@takagiyutaka4045

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