search
とじる
トップ > 芸能ネタ > 【放送事故伝説】お茶の間のテレビに個性派俳優の「ポロリ」が堂々放送?

【放送事故伝説】お茶の間のテレビに個性派俳優の「ポロリ」が堂々放送?

pic pic

竹中直人

 1996年のNHK大河ドラマ『秀吉』には、現在も語り継がれている「伝説」がある。それまで脇役が主戦場であった竹中直人が、主役の豊臣秀吉に抜擢。「心配御無用」という秀吉の決め台詞は当時、大人から子どもまで大流行となった。竹中の熱演は視聴者からも大好評で、竹中はその後、CMのほか18年後の大河ドラマ『軍師官兵衛』でも再び秀吉役を演じている。

 そんな竹中の熱演ぶりを表すエピソードとして、第1話の「秀吉ポロリ事件」がある。第1話の後半、秀吉は後に自身の名参謀となる蜂須賀小六(演:大仁田厚)と出会い、喧嘩になる。だが、この時点では只の農民である秀吉は太刀打ちできず、蜂須賀に殴られてしまうシーンがある。この時、秀吉は上半身裸、フンドシ一丁という姿だったのだが、蜂須賀が秀吉を持ち上げるシーンでなんと、秀吉のフンドシから陰部がバッチリと見えてしまったのだ。

 ​>>【放送事故伝説】『噂の!東京マガジン』視聴者も思わず「恐怖」したドッキリ企画とは?<<​​​

 通常であれば撮り直しとなるカットであるが、なんとNHKはこの問題のシーンを修正せずに放送してしまったのだ。当然、視聴者からは「秀吉のフンドシから見えてはいけないものが!」「あれは本当に○〇○〇だったのか?」「見間違いだったのか」といった問い合わせが多数来ていたという。

 これに対し、NHK側は「放送前から気付いていた」「時代劇ゆえにモザイクを入れるのは不自然と思い、そのままにした」と発表。また、竹中本人も「ポロリしていたのは気が付いていた」「秀吉はキチっとフンドシを締めないと思い、ワザと緩めた」とある意味、確信犯的な演出である事を告白。現場での「熱意」を優先し、何も処理せずに放送したというのだ。

 今なら確実に撮り直しになるであろうハプニングだが、視聴者からのクレームよりも竹中直人の熱の入った演技を優先させた、なかなかにアッパレな采配であった。

関連記事

タグから探す


芸能ネタ→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

芸能ネタ→

もっと見る→

注目タグ