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DDTが若手リーグ戦開催!“驚異の新人”正田壮史、決勝進出へ「ここではハリウッド1本勝負」

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決意を述べる正田壮史

 DDTプロレスが24日、東京・千代田区の神田明神内で、1.29東京・後楽園ホール大会で開幕する若手選手によるリーグ戦『D GENERATIONS CUP(DGC)』に向け記者会見を開いた。今リーグ戦にはAブロックが、岡谷英樹(2020年3月20日デビュー)、高鹿佑也(2021年4月11日デビュー)、須見和馬(2022年10月23日デビュー)、イルシオン(2021年8月21日デビュー)。Bブロックが、中村圭吾(2019年10月19日デビュー)、小嶋斗偉(2020年12月27日デビュー)、石田有輝(2021年10月12日デビュー)、正田壮史(2022年8月14日デビュー)の計8選手が出場する。

 1月29日の後楽園大会、2月5日の大阪・アゼリア大正大会、同11日の神奈川・横浜ラジアントホール大会、同14日の東京・新宿FACE大会、同18日の愛知・名古屋国際会議場イベントホール大会でリーグ戦を行い、各ブロックの得点1位の選手同士により、2月26日の後楽園大会で優勝決定戦を行う。優勝者には3月30日&31日(現地時間)に米ハリウッドで開催されるDDTの米国大会への出場権が与えられるという夢のあるリーグ戦だ。

 Aブロックで、実績的に優勝候補の最右翼と言える岡谷は「正直、コイツらとは経験の差が違い過ぎるんで。このリーグ戦でその差を見せつけます」と言い放つと、高鹿は「この1年、バーニングに入ってプロレス的な部分はもちろん、体的な部分も大きくして、こういうリーグ戦があればなというのを待ってたし、優勝できる自信しかない。僕の高校時代の同級生とか、一緒にジムで汗を流した選手がプロレス界で実績を残してるのを見て、僕も早く追いつきたいというのもある。DDTの若手もすごいぞ、DDTの高鹿もすごいぞというのを見せつけたいと思ってるので。しっかり優勝したい」とコメント。須見は「自分はデビューしてまだ3か月。失うものは何もないです。自分自身しかできないやり方で優勝して、デビュー最速で結果を残したい」と結果を重視する考えで、主に「DDTeeeen!!」で活躍してしたイルシオンは「自分以外は全員敵。すごく燃えています。僕はまだ『DDTeeeen!!』の印象が抜け切らないと思いますけど、それを払拭できる。DDT若手のイルシオンと周知してもらえるような大会にします。優勝、ハリウッド大会出場、その先に見える景色を見てみたい。この大会では幻ではなくて、現実を皆さんにお見せします」とハリウッド大会出場に向けて意欲を見せた。

 Bブロックでは、キャリアで一番長いものの、ヒザのケガから復帰したばかりの中村は「欠場期間1年2か月長かったです。3戦して、いろいろ自分の足りないところとか、分かってきたので、僕がこのリーグ戦、優勝します。Twitterで生卵を10個飲んでみたり、虫を食べてみたり、瓦割りをしてみたり、いろいろしてきたんで、今日はコーラ500ミリを一気飲みして、もっと意気込みを言いたいと思います。ゲップしないで」と言うと、コーラの一気飲みを敢行。飲むことには成功したが、ゲップを連発して失敗に終わってしまう。小嶋は「この大会は絶対経験値を獲得できる場所なので、その経験値を獲得して、レベルアップしてハリウッドでチャンスを掴んで、もっともっとレベルアップしていきたい。そのためにもオマエもオマエもオマエもオメェらも全員ぶっ倒すからな!」と出場選手を挑発。石田は「今回若手リーグ戦、僕は全員を全身全霊全力でどすこいして僕が一番になって、ハリウッドでどすこいすることしか考えてないんで。この人たち全員どすこいして、俺がどすこいということを証明してやる。見ててください」と自信を覗かせていた。DDT史上最短の入門3か月で破格のデビューを果たした“驚異の新人”正田は「昨年末のTDCで高木(三四郎)さんに負けて、来てくださった方、全員が全員、僕が高木さんに勝ってハリウッドに行くと思われてる中、期待を裏切ってしまったような感じがするんで。ここではハリウッド1本勝負なんで、ハリウッドしか考えてません。みんなは若手で誰が一番強いかを気にしてるんですけど、僕は気にしてなくて、ハリウッド1本です」と決勝以外は頭にない様子。

 若さ溢れるリーグ戦に期待したい。

(どら増田)

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