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中日・片岡二軍監督が日本ハム選手に驚愕「強烈やったで」 来季ブレークもあり得る? フェニックス戦で見抜いた素質を明かす

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片岡篤史二軍監督

 野球解説者・岩本勉氏(元日本ハム)が27日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、中日・片岡篤史二軍監督が登場。日本ハムのプロ5年目・22歳の北浦竜次を称賛し話題となっている。

 今回の動画で片岡二軍監督は今季から二軍を率いる中で重視している指導方針や、日本ハム二軍と戦った際に目についた選手などを話した。その中で、10月10~31日にかけ行われたフェニックスリーグで北浦の投球に驚かされたことを話した。

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 北浦はフェニックスリーグ期間中、10月18日、31日の2試合で中日相手に登板。1試合目は「1回2失点・被安打2・四球1・2奪三振」とピリッとしなかったが、2試合目は「1回無失点・被安打0・四球0・3奪三振」と素晴らしい投球を見せた。

 その北浦について、片岡二軍監督は「強烈やったで。好不調の波があるということは聞くけど、多分あの時はよかったと思うんやけど、左であれだけのパワーピッチャーってなかなかいない」とコメント。調子にムラがあるという事前情報はあったが、実際の対戦では左スリークォーターから繰り出される直球の球威に驚かされたという。

 片岡二軍監督は続けて、「フェニックスリーグ来てる中の投手でもちょっと違ったよ」、「150キロ超えてきてたから、敵ながらうわ!って思ったね」と指摘。中日は今年のフェニックスリーグで全17試合(10勝6敗1分)を戦っているが、北浦には他の対戦投手とは一線を画すようなインパクトを感じたと振り返った。

 片岡二軍監督の発言を受け、ネット上には「ハムにそんな有望そうな投手がいるのは初めて知った」、「フェニックス参加選手の中でもトップ級って相当褒めてるな」、「二軍成績はそうでもないけど、実際に見ないと分からない何かがあるんだろうか」、「好打者だった片岡さんがそう言うんだから素質はあるんだろうな」といった驚きの声が寄せられた。

 北浦はプロ入りした2018年から今季まで一軍では24試合しか登板経験がなく、今季は二軍でも「24登板・1勝3敗・防御率4.32」とそれほど数字は残していないいわば“無名”の若手。このこともあり、若手育成を目的に行われているフェニックスリーグに派遣されたが、通算1425安打を誇る片岡二軍監督は一線級の投手になれる素質を秘めていると感じたようだ。

 フェニックスリーグでは中日戦2試合を含め、「4登板・4回2失点・被安打2・四死球3・7奪三振」という数字を残した北浦。片岡二軍監督を驚かせた素質が来季開花することは果たしてあるだろうか。

文 / 柴田雅人

記事内の引用について
岩本勉氏の公式YouTubeチャンネルより
https://www.youtube.com/@user-pk1ct2pe4f

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