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『エルピス』、眞栄田郷敦がほぼ主役?「こんなにいい俳優だとは」と高評価、長澤まさみからも絶賛コメント

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眞栄田郷敦

 月10ドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』(フジテレビ系)の最終回が26日に放送され、平均視聴率が5.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことが各社で報じられている。第9話の5.5%とは同率で、最低視聴率タイとなった。全話平均視聴率は6.3%だった。

 最終回は、大門副総理(山路和弘)によるレイプ事件“もみ消し”疑惑を告発しようとしていた大門亨(迫田孝也)が突然亡くなり、拓朗(眞栄田郷敦)は、その死の意味を理解し、言葉を失う。一方の村井(岡部たかし)は、亨の正義を踏みにじったマスコミに怒りを爆発させ、『ニュース8』のスタジオに殴り込んで来る。それを見た恵那(長澤まさみ)は感銘を受け、拓朗の元に村井の真意を知りたいと訪ねに来て――というストーリーが描かれた。

 ​>>ドラマ『エルピス』、現実の事件とリンク?「女性ジャーナリストレイプ事件」を想起、視聴者騒然<<​​​

※以下、ネタバレあり。

 最終回では、村井の姿を見て、再び正義に目覚めた恵那が、大門のレイプ事件もみ消し疑惑を「ニュース8」のトップでゲリラ放送することを決意。これを滝川(三浦貴大)から伝えられた斎藤(鈴木亮平)は急いでスタジオに駆けつけ、恵那を説得する。

 結局は、恵那は大門のスキャンダルの代わりに本条彰(永山瑛太)の逮捕を要求。これを斎藤が飲み、「ニュース8」では八頭尾山殺人事件に彰が深く関わっている疑惑を報道することに。たまたま局のロビーにいた拓朗が作成したVTRを無事放送した。

 その後、松本(片岡正二郎)は冤罪が晴らされ、釈放に。村井は映像制作会社を立ち上げ、拓朗とともに働き、恵那は変わらず『ニュース8』のメインキャスターを務めるというラストとなった。

 しかし、ネット上からは拓朗の冷遇っぷりに同情の声が集まっている。
「中盤から『ニュース8』のメインキャスターとなり、組織に飲み込まれた恵那はすっかり腑抜け状態に。そんな恵那に呆れつつも、一人で真相を掴み取ったのが拓朗。ほぼ主人公状態となっていました。しかし、結局ラストは拓朗が掴み取った真実は恵那の手柄に。ネットからは『拓朗が可哀想』『恵那は何もしてないよね』『DNA鑑定も全部やったのは拓朗なのに…』という声が集まっていました」(ドラマライター)

 一方、同情されるほど、眞栄田の評価が上がったという指摘もある。

 「最終回当日には、眞栄田は番宣でフジテレビのワイドショーに出演。『めざましテレビ』(同)では長澤が眞栄田の演技について絶賛し、『きっとご自分でも第1話から最終話までの自分の演技が変わったことがわかっているのではないでしょうか』というコメントが読み上げられる一幕もありました。ネット上からは『ダブル主演でもよかった』『こんなにいい俳優だとは思わなかった』『一番郷敦が成長したドラマだと思う』『眞栄田郷敦にとって間違いなくターニングポイントとなった作品』という声が集まっていました」(同)

 眞栄田にとって、千葉真一さんの息子・新田真剣佑の弟という立ち位置から確実に脱却した作品となったようだ。

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