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日本ハム・清水、中日にトレード移籍あり? 新助っ人加入で捕手飽和、新庄政権でも序列低下で憶測の声

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画像はイメージです

 初来日した2018年から今季まで中日でプレーし、「169試合・.274・12本・44打点」といった通算成績を残している26歳の助っ人捕手・A.マルティネス。21日、日本ハムへの移籍が決まったと複数メディアが報じた。

 報道によると、マルティネスの母国・キューバの野球連盟はこの日、マルティネスと日本ハムが契約合意に達したと発表。また、22日にはマルティネス本人も自身の公式Twitterに家族と共に写る写真を添え、「これから私たちはファイターズです!」と英語で投稿している。

 マルティネスは今季一塁(11試合)、外野(58試合)と本職の捕手以外のポジションを守り、「.276・8本・24打点」とチーム3位の本塁打数をマークするなど活躍していたが、10月14日に今季限りでの退団を球団が発表。捕手としての出場にこだわるマルティネスと球団の間で折り合いがつかなかったことなどが理由とみられている。

 >>中日・立浪監督の発言に「マルティネス残せばよかったのに」疑問の声 今オフ3名放出も捕手補強狙うワケは<<

 マルティネスの日本ハム移籍を受け、ネット上には打力に期待する声が寄せられたが、中には「捕手飽和気味なのに新戦力加えるってことはもしかして誰か放出するのか?」、「マルティネス加入で厳しい立場になった捕手のトレードはあり得そう」、「捕手8人体制は多い気もするし、1人よそに出して7人に戻す可能性もあるな」といった憶測も少なからずみられた。

 日本ハムには今季、宇佐見真吾(78試合)、清水優心(26試合)、古川裕大(24試合)、石川亮(23試合)、梅林優貴(21試合)、郡拓也(10試合)、田宮裕涼(7試合)と支配下捕手7名が所属。今オフは11月10日に石川がオリックスにトレード移籍したことで1名減ったが、同月19日にオリックス・伏見寅威をFA獲得して再び7名に。そして、今回のマルティネス加入により12球団最多タイの支配下8名まで膨れ上がっている。

 「日本ハムを率いる新庄監督は今季をトライアウトと位置づけ支配下選手をほぼ全員一軍で起用しましたが、捕手陣についてはアピールに成功したといえるのは宇佐見だけ。これもあり今オフ伏見、マルティネスの補強に動いたようで、来季は宇佐見を含めた3名を一軍捕手枠に置くものとみられます。そうなると、その他の5名は戦力的にダブつく状況になりますので、誰か1人をトレードの駒とし、今季リーグ最下位の防御率(3.83)だったリリーフなどの獲得に動くという展開も決してあり得ない話ではないのでは」(野球ライター)

 仮に日本ハムがトレードに動くと仮定した場合、昨年までの正捕手格で通算20本塁打とパンチ力を秘める清水を最も商品価値の高い交換要員として用いる可能性はある。また、交渉先としては立浪和義監督が捕手が欲しいと公言している中日などが有力候補といえそうだ。

 今オフの日本ハムは渡邉諒・髙濱祐仁と阪神の齋藤友貴哉・江越大賀(10月18日)、佐藤龍世と西武・山田遥楓(11月2日)、石川とオリックス・斎藤綱記(11月10日)と既に3件のトレードを成立させているが、今後第4弾のトレードが行われることは果たしてあるのだろうか。

文 / 柴田雅人

記事内の引用について
A.マルティネスの公式Twitterより
https://twitter.com/AMartinez_CD57

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