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DeNA・京田、中日トレード退団に未練?「辛い気持ちが勝ってます」ラジオで明かした複雑な心境に驚きの声

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 19日放送の『Live Dragons!』(東海ラジオ)に、DeNAのプロ6年目・28歳の京田陽太が登場。プロ入りから今季まで過ごした中日を離れる心境を明かし話題となっている。

 番組では事前収録された京田、中日のプロ2年目・19歳の土田龍空の対談形式のトークを放送。その中で、京田は中日をトレード退団したことに名残惜しさを感じていることを明かした。

 京田は今季、立浪和義監督から『戦う顔をしていない』という理由で二軍に落とされる(5月)、新型コロナ感染で抹消された8月中旬を最後に一軍に呼ばれない(8月)、参加を志望していたフェニックスリーグに派遣されない(10月)といった冷遇を受けていた中、11月18日にDeNA・砂田毅樹との交換トレードが決定。12月5日に臨んだ入団会見では「驚いた反面、正直うれしい気持ちもありました」と喜びを感じた面もあったと語ったことで話題にもなった。

 >>DeNA・京田の入団コメントに「中日に喧嘩売ってる」驚きの声 立浪監督の冷遇・トレード放出にブチギレ?<<

 ただ、京田は「最初は正直、チャンスを頂けたのでうれしい気持ちもありましたけど、ちょっと今は名古屋から離れるというか、チームメイトとお別れするっていうのは寂しいというか、ちょっとつらい気持ちの方が勝ってますね」とコメント。トレード決定、入団会見時からは心境が変化し、現在は同僚たちと離れる寂しさの方が勝っていると明かした。

 この後、聞き手の森貴俊アナウンサーは土田に京田トレードを知った時の心境を聞いたが、土田は「寂しかったですねやっぱり、はい」、「(遊撃を争う)ライバルとも思えてもなかったですし、本当に寂しい気持ちしかなかったです」と回答。京田と同様に寂しさを感じており、ポジション争いのライバルがいなくなってうれしい気持ちなども一切なかったと語った。

 京田の発言を受け、ネット上には「トレード退団で複雑な心境に陥ってるのは意外」、「立浪から離れられて嬉しい気持ちでいっぱいだと思ってたらそうでもないのか」、「少なくともチームの地元や同僚には愛着があるっていうのは感じられたな」、「土田の他に柳も泣いたとか言ってたし、残る側としては悲しい出来事だったのかな」といった驚きの声が寄せられた。

 京田、土田がそれぞれ寂しさを明かしたトレード退団だが、京田と2016年ドラフトで同期の柳裕也は、12月10日放送の『若狭敬一のスポ音』(CBCラジオ)に出演した際に涙を流したエピソードを明かしてもいる。柳によると京田のトレードが決まった後のある日、京田を含めた複数の中日選手で食事をする機会があったというが、そこで柳は「寂しいって言うより、今までのことを思い出して涙がポロッと出ちゃって」と、苦楽を共にした6年間を思い返し思わず涙したという。

 同僚たちとの別れに未練を感じつつもDeNAへ向かう京田。新天地で遊撃レギュラーをつかみ、一軍の舞台で再会を果たすことはできるだろうか。

文 / 柴田雅人

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