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新日本1.4東京ドーム大会でUS王者のウィル・オスプレイがケニー・オメガと対戦へ!「もうオマエが知っていた昔の俺とは違う」

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ウィル・オスプレイ

 ブシロード傘下のプロレス団体、新日本プロレスとスターダムは初の合同興行『Historic X-over』 11.20東京・有明アリーナ大会を開催した。

 セミファイナルでは海外修行から凱旋帰国を果たした海野翔太が、ウィル・オスプレイの保持するIWGP USヘビー級王座に挑戦。海外でオスプレイにシングルで2連敗中の海野は、オスプレイに食らいついていくも終盤、オスプレイは後頭部にエルボーを乱打。ここで父であるレッドシューズ海野レフェリーが試合を止めるような素振りを見せると、海野は「止めるな!」と叫び、意地の反撃。変形のデスライダーから、正調のデスライダーを狙う。だが、オスプレイはポップアップ式のエルボーで切り返すと、最後はストームブレイカーでカウント3。海野の健闘が光る試合だった。

 試合後、サプライズでAEWのケニー・オメガによるVTRメッセージが流されて、オスプレイに宣戦布告。オスプレイは「喜んで受けてやるよ!『レッスルキングダム』でケニー・オメガvsウィル・オスプレイだ!」と来年1.4東京ドーム大会での対決をアピール。

 バックステージでオスプレイは「ゴールデン・ボーイが戻ってくるのか。アイツにとってはパーフェクトなタイミングだな。みんなも最高のタイミングだと思うか?俺はケニー・オメガの陰に隠れていた、そうだろ?自分でさえ認めるよ。俺はケニー・オメガとは違う。日本語だって話せない。アイツは特別だよ。だからロールモデルとして目標にしてきたんだ。俺はオマエの陰に隠れながらも最高のプロレスを続けてきたぞ。オマエはその間 AEWのビッグステージで楽しい思いをしてきたじゃないか。俺は今日までずっとニュージャパン・プロレスを前に進めていくために最高の試合をしてきた。


 そのおかげで、海外のファンにもニュージャパンの素晴らしさが届いたんだ。それは全て俺の全身全霊の努力があったからこそだ。俺は人生最高のプロレスをしているが、今でもまだオマエの陰に隠れている。もう陰に隠れているのは俺じゃない、オマエの方だ。そして、俺はようやく『俺はケニー・オメガを超えた』と声に出して言える。オマエが初代 USヘビー級王者だった。だからベルトの価値を高めるに相応しい最高の相手だと言えるだろう?IWGP USヘビー級王座を懸けてケニー・オメガ対ウィル・オスプレイが実現する。かつてオマエに『これからはオマエがニュージャパンを率いていかないといけない』と言われたことを覚えている。そうだ、俺がここまで率いてきたぞ!オマエには到底成し遂げられなかったことを俺はしてきた。でもオマエと来たら俺がここまで動かしてきた遊び場に今になって加わりたいと言っているんだ。ニュージャパン・プロレスには新しいスターが誕生した。その名はウィル・オスプレイだ。もうオマエが知っていた昔の俺とは違う。ユナイテッド・エンパイアを立ち上げる前の、トップスターになる前のジ・アサシンの俺はもういない。だけど、ここで(アサシンを)復活させる時が来たのかもしれない。マタネ、ケニー」と思いの丈を一気にぶちまけた。

 かつてケニーもWWEに参戦していたクリス・ジェリコの新日本参戦により、スターダムを駆け上がった過去があるだけに、今回は逆のシチュエーションでどんな試合を見せてくれるのか注目だ。

◆新日本プロレス×スターダム◆
『Historic X-over』
2022年11月20日
東京・有明アリーナ
観衆 7102人
▼IWGP USヘビー級選手権試合(60分1本勝負)
<王者>○ウィル・オスプレイ(23分30秒 片エビ固め)海野翔太●<挑戦者>
※ストームブレイカー
※第16代王者が4度目の防衛に成功。

(どら増田)

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