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阪神・岩貞のFA熟考、長引く理由は首脳陣への不満? ヤクルト・DeNAへの流出に現実味か

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 2014年のプロ入りから阪神でプレーし、今季までに「222登板・39勝42敗31ホールド・防御率3.67」といった通算成績を残しているプロ9年目・31歳の岩貞祐太。7日に伝えられたFA権にまつわるコメントがネット上で話題となっている。

 報道によると、岩貞は二軍本拠地・鳴尾浜球場で調整した6日に応じた取材の中で、今季8月に取得した国内FA権の行使について「(期日までの)時間だけが変わってる感じで、(心境は)変わっていないです」とコメント。申請締め切り日の9日が目前に迫る中、行使するかどうかまだ悩んでいる旨を口にしたという。

 岩貞は今季セットアッパーの一角として、「53登板・2勝1敗11ホールド・防御率2.57」と自己最多登板をマークするなどフル回転。FA行使については熟考する方針を示したことが10月中旬に伝えられており、同月末にはヤクルト、DeNAの2球団が獲得調査に動いていることも報じられている。

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 岩貞のコメントを受け、ネット上には「想像以上に悩んでるな、もうそろそろ1か月だぞ」などと驚きの声が上がった。また、中には「阪神でやりたいとは言ってるのにここまで長引いてる理由が気になる」、「何回か交渉はしてるらしいが、条件で揉めてる説は普通にあるな」、「年俸だけじゃなくて、起用法についても折り合いがついてないのでは?」と熟考の背景を推測するコメントも見られた。

 「シーズン終了から現在まで熟考が続いている岩貞ですが、これまでに球団と複数回交渉の場を持ったことや、『タイガースに残ってやりたいという気持ちはあるということは変わらない。その上で、もう少し考えようと思います』と残留の意思はあると口にしたことが伝えられています。それでも結論を出せていないということは、岩貞には交渉にあたり重要視している何らかの条件があり、その条件について落としどころを見いだせていないという可能性もあるのでは。岩貞は昨オフの契約更改後会見をはじめこれまでに度々先発希望を訴えていますが、2020年ごろからほぼリリーフ起用となっているため、年俸はもちろんこうした起用法についても球団と慎重に話し合っていることも考えられます」(野球ライター)

 阪神・嶌村聡球団本部長は10月末に応じた取材の中で「こちらとしては全力でいきたい。やはり、残ってもらいたい」と、岩貞のことは全力で慰留する構えを見せたことが伝えられている。年俸増、複数年契約など相応の条件を提示しているものとみられるが、果たして岩貞はどのような結論を下すのだろうか。

文 / 柴田雅人

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