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Jリーグ、疑惑の1点がJ2月間ベストゴールに?「ワーストゴールの間違いでは」直前の誤審“スルー”に大ブーイング

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画像はイメージです

 Jリーグは6日、J1・J2における10・11月度の「2022明治安田生命Jリーグ KONAMI月間MVP」、「2022明治安田生命JリーグKONAMI月間ベストゴール」、「月間優秀監督賞」を公式サイト上で発表。その内容がネット上で物議を醸している。

 問題となっているのは、アルビレックス新潟MF・伊藤涼太郎が選出されたJ2の月間ベストゴール。伊藤は10月8日に新潟が「3-0」で勝利したJ2第40節・ベガルタ仙台戦、「0-0」で迎えた後半19分に味方とのワンツーでペナルティエリア内に侵入すると、ワンタッチでゴール右隅に流し込む先制ゴールをマークした。

 引き分け以上なら6年ぶりのJ1昇格が決まる大一番で、決勝点となった伊藤のゴール。公式サイトには、Jリーグ選考委員会による総評として、「パスをした後、再びボールを受けてのシュートまでのイメージと、ここしかないコースに流し込む繊細なタッチが素晴らしい」という宮本恒靖委員(J1・ガンバ大阪元監督)らの称賛コメントが掲載されている。

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 しかし、ネット上のファンからは称賛以上に「ゴール自体は文句ナシだけど、ゴールに至るまでの過程を含めると選出にはふさわしくないのでは」、「誤審絡みのゴールを月間ベストに選ぶのは到底納得できない」、「明らかに不当な得点がベストゴールって…ベガルタ側に喧嘩売ってるのか」、「伊藤に罪はないんだが、個人的には月間ワーストゴールの間違いではとも思う」といった批判が上がった。

 「伊藤のゴールが生まれた仙台戦の後半19分ですが、この場面では直前に左サイドでボールをカットした仙台MF・中島元彦のクリアが、体を寄せに来ていた新潟MF・小見洋太に当たってからライン外へ。クリアボールと小見の接触、接触後の軌道・回転の変化は映像でもはっきり確認できるレベルだったのですが、主審はなぜか新潟ボールのスローインと判定。このスローインを収めた伊藤がワンツーからゴールを決めた後、仙台側は主審に抗議するも判定は覆りませんでした。選考委員会はスローイン後の一連の流れを評価して月間ベストゴールに選出したようですが、主審のミスジャッジがなければ生まれてなかったゴールと選出に異を唱える声は見られます」(サッカーライター)

 受賞発表と同日、伊藤はクラブ公式サイトを通じて「J1昇格がかかった試合で自分のゴールで勝利に導くことができ、そのゴールを評価していただけたことをとても嬉しく思います」と喜びのコメントを残している。ただ、不適切な選出と不満を抱いたファンも少なくなかったようだ。

文 / 柴田雅人

記事内の引用について
Jリーグ公式サイトより
https://www.jleague.jp/
アルビレックス新潟公式サイトより
https://www.albirex.co.jp/

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