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新『クロサギ』、山P版より好評? 平野紫耀と黒島結菜の演技力が好評、前作の思い出補正打ち破る

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黒島結菜

 金曜ドラマ『クロサギ』(TBS系)が、意外にもドラマファンから高評価を集めている。

 もともとは人気同名漫画が原作で、2006年に山下智久主演でドラマ化した作品のリブート作品となっている本作。第1話の平均視聴率は9.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、第2話は7.3%と数字は今イチではあるものの、第1話の見逃し配信はTBSのドラマ史上最高となる計311万回再生を記録した。

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 基本的なストーリーは2006年版と変わらず。詐欺師を騙す詐欺師・通称「クロサギ」である黒崎(平野紫耀)がターゲットの詐欺師を貶めていくダークヒーローとして描かれる。2006年版では堀北真希が演じた正義感の強いヒロイン・氷柱は、今作では黒島結菜が演じている。

 バラエティ番組ではおバカキャラで売っている平野が頭の回転の早い詐欺師を演じること、NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』で悪印象を残した黒島がヒロインを務めることで、決して前評判は良くなかった本作。しかし、蓋を開けてみると意外にも称賛が集まっているという。

 「2006年版は当時人気絶頂だった山下の初主演ドラマということもあり、全話平均視聴率15.7%を記録。今でも多くの人の記憶に残っているドラマです。しかし、実際には山下の当時の演技は上手いとは言えず。クールなキャラを作るため、ボソボソと喋っている印象。また、当時の堀北の演技も拙く、決して質のいいドラマとは言えませんでした」(ドラマライター)

 一方、2022年版は平野の高い演技力もあり、騙す時は明るいキャラに、素の時はダークが見えるというメリハリが利いている印象。黒島も『ちむどんどん』で好感度こそ下げたものの、正義感の強い“鬱陶しいキャラ”がハマり役に。結果、2022年版のコンビの演技の上手さがよく分かる構造となっている。

 「ストーリーも2006年版から一新され、きちんと舞台が令和に置き換えられた新しい詐欺が描かれることに。第2話でも暴露系ユーチューバーで参議院議員のガーシー氏が過去に行っていた“著名人に会える詐欺”を彷彿とさせるテーマとなっていました」(同)

 前評判に反し、ネット上からは「期待してなかったけど平野版の方が面白いかも」「山Pに比べて平野の演技がめちゃくちゃ上手い」「毎回新鮮に見られる」という声が集まっている。

 リメイク作品は大抵の場合、“思い出補正”もあり、後発の作品は批判されがち。しかし、『クロサギ』は成功したリメイク作品と言えるようだ。

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