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黒木瞳が三田佳子、大女優が楽屋バトル? 不仲でも局が起用する理由は<共演NG?【犬猿の仲】の有名人>

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黒木瞳

 女優の三田佳子が29日、都内で映画『天間荘の三姉妹』(28日公開)の公開記念舞台あいさつに登壇。21日、次男・高橋祐也容疑者が9月に覚醒剤取締法違反(所持)の疑いで逮捕されていたことが判明してから初の公の場となった。この日、三田は次男について触れなかったが「まああの…いろいろありますけども」と声を詰まらせる場面が見られた。

 高橋容疑者の逮捕はこれで5度目。そのたびに、三田の“過保護ぶり”が波紋を呼んだ。芸能界では、三田に引けを取らない過保護ぶりで有名といわれたのが女優・黒木瞳だ。黒木は1998年に出産した長女への入れ込みようは半端なく、黒木の“過保護ぶり”は学校でも有名だったという。同じくして、子育てに失敗したとやゆされた者同士、意気投合しそうなところではあるが2人は“犬猿の仲”といわれている。

 「2人の因縁は、30年以上前にまでさかのぼります。宝塚を退団し、本格的に女優に転身した黒木は、1986年の映画『化身』で、初主演ながらフルヌードを披露し、一躍トップ女優へ。この作品には、三田も出演しており両者は初共演を果たしています。そのとき三田が、何かの拍子で“宝塚上がり”の黒木に対してプライドを傷付けるような小言を言い、それを耳にした黒木が悔しい思いをしたようです」(芸能ライター)

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 時を隔てた2017年、ドラマ『過保護のカホコ』(日本テレビ系)で両者は再び共演。撮影現場では両者が不穏な空気を出し、火花を散らしていたと2019年4月に本サイトでも報じたが、同月の『週刊実話』(日本ジャーナル出版)では両者の“醜い意地の張り合い”を伝えている。

 記事によると、同ドラマの現場で両者が「挨拶した、しない」をめぐり、バトルが勃発していたという。なんでも、黒木が三田から無視されたと騒ぎ、プロデューサーを巻き込み大騒ぎになったとのこと。これに、制作関係者は「筋から言えば、56歳(当時)の黒木が75歳(当時)の三田に挨拶を最初にしてくれると、すっきり話がまとまる」と同誌に一喝。両者のやりたい放題ぶりはエスカレートするばかりで、同ドラマの主演で女優・高畑充希を差し置き、“日テレ関係者”からも「スタッフや他の共演者からも悲鳴が上がっている」とぐちを言われたという。

 次に同誌は、楽屋をめぐったバトルを報じ、楽屋の大きさで両者がまたもめたとしている。記事では、和室の三田に対して、黒木は洋室だったが、三田の部屋と比較すると少々、見劣りしていたようだ。これに同誌は、「実は黒木は、すでに他の部屋をチェック済みだったようで、さっそくスタッフにクレームを入れた」と伝えている。

 さらには「差し入れ陣地事件」と称し、ドラマ撮影初日にスタジオ入り口に出演者からの大小、さまざまな並んだ品にまつわるトラブルを披露。同誌にタレ込んだ「制作関係者」の話によれば、「差し入れには提供者の名前が貼り出されるため、局やスタッフ、取材メディアに対して、ものすごい宣伝になる」とし、「当然、順番は主演の高畑に続き、時任三郎らのお菓子が並ぶ予定だった」と述べた。ところが、「気が付くと、高畑の隣に三田のクッキーが置いてあった。さらに驚いたのはその10分後。高畑と三田の間に割り込む形で黒木のどら焼きが並べてあり、三田の差し入れは端っこに追いやられていた」と明かした。

 このような状況でありながら、日テレが両者をキャスティングした理由について、同誌は「ドラマの脚本家である遊川和彦は、高視聴率を記録したドラマ『家政婦のミタ』も担当したため、日テレは逆らえない」と示唆。また、「この遊川と三田、黒木は個人的に仲がいいんです。その関係で日テレはしぶしぶ、キャスティングした」とにらみ、遊川氏の1本当たりの脚本料にも触れ、「過保護な日テレ」と一刀両断した。

 私生活は子どもに対して“過保護”であったといわれる両者。皮肉にもこのカオスが相交わったのか、同ドラマは大ヒット。終わりよければ全てよしだが、冒頭の逮捕ともなればそうはいかないだろう。

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