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【有名人マジギレ事件簿】「頭悪いんだよ!」ASKAが秋元康氏をブン殴ろうとしたワケ

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ASKA

 9月11日、バラエティ特番『FNSラフ&ミュージック~歌と笑いの祭典~』(フジテレビ系)第2夜が放送された。同番組のオープニングでは、ダウンタウン・松本人志とナインティナイン・岡村隆史が、CHAGE and ASKA(当時CHAGE&ASKA)の大ヒット曲『YAH YAH YAH』を熱唱。カツラを被って、激しく腕や体を動かすパフォーマンスも大きな話題となった。

 その後、元チャゲアスのASKAがゲスト出演し、オープニングの松本と岡村について尋ねられると、「もちろん見ました。ああいう風に見えてるんだろうな…」と苦笑い。これに松本は「歌ってみて、これは素人が手を出していけない(笑)」と恐縮する姿を見せた。

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 そんな『YAH YAH YAH』には、今からそいつを これからそいつを殴りに行こうか”という有名な歌詞が登場する。過去、古舘伊知郎が自身のYouTubeチャンネルで語ったところによると、その殴ろうとした相手は、作詞家の秋元康氏だったという。

 古舘と言えば90年代前半、音楽番組『MJ -MUSIC JOURNAL-』(フジテレビ系)でMCを務めていた。彼によれば、ある日、番組の構成を担当していた秋元氏が「チャゲアスは演歌だ」というキャッチフレーズを思いつき、特集を組んだことがあったのだとか。すると翌日、古舘の自宅電話に、プライベートで交流のあったASKAから直接電話がかかってきたという。

 その電話で、ASKAは「昨日オンエア見たんですけど…」とチャゲアスが特集された音楽番組の話題を持ち出し、「(チャゲアスは)演歌じゃないですよ、古舘さん。俺は古舘さん、先輩だし友達だから言いたいんだけど、演歌じゃないです!」と企画内容に対し異を唱えたそう。

 これに古舘は「演歌じゃないと言ったら演歌じゃないよね」と同調しつつ、「(MCだった)俺にも怒ってるの?」と尋ねたという。すると、ASKAは「いや、古舘さんには怒ってないですよ。司会だからやらなきゃダメじゃないですか」と発言。しかし、番組の企画者には納得が行かなかったようで、「秋元康とフジテレビに怒ってるんですよ! 頭悪いんだよ!」と完全にブチギレていたそうだ。その後、古舘は「全てではないけど、源流には演歌の魂がある。日本人の心、魂があるという風に捉えてやったし、企画者もそう思ってやったと思う」と悪気がなかったことを一生懸命伝えたと言うが、ASKAは納得せず、結局2時間にも渡って怒りの電話は続いたとのこと。

 そして、実際に殴ってはいないものの、秋元氏に対して頭に来て作った歌が『YAH YAH YAH』だったと、古舘は明かしている。そのため、古舘は今でも「殴りに行こうか」というフレーズを聞くと、ASKAのマジギレ電話を思い出すそうだ。

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