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赤ん坊を人形扱い?4歳の「わんぱく坊や」が起こした殺人事件【衝撃の未成年犯罪事件簿】

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画像はイメージです

 1972年(昭和47年)、富山県で加害者・被害者ともに子どもという痛ましい事件が発生した。

当時の新聞記事を参照すると、富山県某所にあるAさん宅の三女かおりちゃん(仮名:生後5か月)が自宅近くの農業用水にて、あお向けになって浮かんでいるのを近隣住民が発見した。かおりちゃんはすぐに病院へ担ぎ込まれたが、既に意識はなく5日後に亡くなってしまった。

 かおりちゃんが死に至った原因は、すぐにわかった。近所に住むBさん宅の子ども・りょうたくん(仮名:当時4歳)が、用水路の中に放り投げて落としてしまったのだ。

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 りょうたくんはAさんの家によく遊びに来ていた子どもで、この日も一人でAさん宅へやって来たという。この日、大人たちは娘のかおりちゃんの近くにはおらず、動機は不明だが、りょうたくんが生後5か月のかおりちゃんを外へ連れ出したとものと考えられる。

 そして、りょうたくんは身動きの取れないかおりちゃんを用水路へと投げ込み、その場を離れてしまったというのだ。りょうたくんが「何かの大きな物体」を用水路に投げ込んだ瞬間は近くの大人が目撃しており、すぐに彼の仕業であると判明したのだ。

 りょうたくんは、近隣の大人から「わんぱく坊や」とあだ名されていたほど活発な子どもだったが、最近はより狂暴性が増しており、友達をいじめたり殴っていたという。

 警察署は男の子が生後5か月の赤ん坊を殺したことについて、「好奇心から人形をおもちゃにするようなつもりで殺害したのではないか」と見立てていたという。また、りょうたくんの母親の証言によると、「息子は最近、『仮面ヒーローごっこ』に熱中しており、かおりちゃんを人形のようにして遊んでしまったのではないか」と新聞記者の取材に答えている。

 子どもの好奇心が起こした犯罪ゆえ、本事件は詳しい動機やその後に関しては詳しい事は伝わっていない。

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