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巨人・原監督の起用方針に「またぶっ壊す気か」と批判 守護神・大勢の3連投に潜む致命的リスクは

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原辰徳監督

 6日試合前時点で「47登板・1勝1敗8ホールド31セーブ・防御率1.74」といった数字を残している巨人のドラ1・23歳の大勢。同日に伝えられた原辰徳監督のコメントがネット上で物議を醸している。

 報道によると、原監督は5日に応じた取材の中で「それ(2連投)が当たり前と思っていたら、小さな囲いの中で野球をやってるってことですよ。やっぱり太平洋に飛び出さなきゃさ」と、独特の表現を交えつつ大勢の3連投解禁を示唆。最終決定は桑田真澄一軍投手チーフコーチとの話し合い次第だが、大勢本人はフル回転の準備を進めているという。

 巨人首脳陣は今季がプロとして初めてのシーズンである大勢の負担を考慮し、これまでは最大2連投、連投翌日はノースロー調整などかなり気を遣って守護神起用を続けてきた。ただ、チームは6日試合前時点でAクラス圏内まで2ゲーム差の5位と勝負どころを迎えていること、大勢本人にも最多セーブ(1位とは3セーブ差)のタイトル、新人歴代最多セーブ記録(37セーブ)の更新がかかっていることから3連投解禁に踏み切るようだ。

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 原監督の起用方針を受け、ネット上には「チームにとっても本人にとっても追い風になるのでは」といった期待の声が上がったが、中には「ただでさえ登板数かさんでるのに3連投までさせるのは故障リスク高すぎ」、「中川(皓太)で懲りずにまたリリーフぶっ壊す気かよ」と否定的なコメントも見られた。

 「球界では優勝、Aクラスを争うチームが1つでも星を拾う確率を高めるために、セットアッパーや守護神の3連投を終盤に解禁することはあります。ただ、3連投は投手にかかる負担が甚大で故障リスクも高いとされる策で、実際に故障・低迷に陥った投手も少なくありません。巨人では昨季3連投起用を3回こなしたセットアッパーの中川が勤続疲労の影響からか、今年に入り左胸負傷(1月)、腰痛(3月)と立て続けに故障に見舞われており、ここまで一軍はおろか二軍戦でも登板がない状況が続いています」(野球ライター)

 中川の二の舞になると懸念するファンも少なくない大勢の3連投解禁。原監督の勝負手は果たしてどのような結果をもたらすのだろうか。

文 / 柴田雅人

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