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新日本プロレス棚橋弘至がスターダム岩谷麻優にIWGPの極意を伝授!「歴史のあるベルトのいい部分をうまく利用して」

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棚橋弘至が岩谷麻優にIWGPの極意を伝授

 『新日本プロレス×STARDOM 合同興行 Historic X-over』11.20東京・有明アリーナ大会で初代王者が決定すると発表されたIWGP女子王座について、新日本プロレスでIWGPヘビー級王座を始め、幾多のIWGPの冠がつくタイトルを保持して来た新日本プロレスの棚橋弘至が、王座決定トーナメント参戦が濃厚となっている岩谷麻優に、IWGPの極意を伝授した。

 棚橋は「大会が決まりまして、新日本プロレスとスターダムの選手が同じリングに立つっていう、ちょっと想像したら『すごいなんか楽しくなるんだろうな』って、やる前から感じてます。なので、スターダムのファンの方はスターダムの選手の良さがさらにいろんな媒体で伝わるだろうし、新日本のファンの方は新日本の選手をスターダムのファンの方に見てもらえるという、自分が好きなものを人にシェアするっていう、そういう広がりもある大会になるんじゃないかなと期待してます。なので、カードも発表されましたので、男子プロレスは筋肉がポイントになってくると思うので、しっかり照準を合わせて逸材ボディでこの大会に臨みたいと思います」とお互いの団体のファンが行き来するような大会にしたいと抱負を語った。

 岩谷は「いろんな取材とかしていただいた時に、『誰と組みたいですか?』、『やっぱ棚橋選手と組みたいです』ってすごい言ってたんですけど、まさかの違うカードで、ちょっとそこも残念ながらビックリもあるんですけど、このミックスドマッチが組まれてないってことは、もしかしたら自分はIWGPのトーナメントに出るのか、そこもまだわからないですけど、ホントにこのスターダムがほかの団体さんと合同興行をするのも初めてのことだし。ましてや、スターダムと新日本さんの合同興行なんてホントにこれは選手も楽しみだし、もうワクワクしかないなって思います。この有明アリーナのお客さんを大熱狂させる自信がスターダムにもありますので、それほど女子のプロレスも熱いっていうところを、初めて見る新日本さんのファン方にも伝わればいいなと思ってます。『やっぱ女子だからダメダメだよな』とか『女子だから』っていう言葉を『女子ってスゲーな』って思わせるような試合をみんなでやっていきますので、ホントに楽しみにしていてください。頑張ります!」と熱望していた棚橋とのタッグが流れてしまったことは悔しさを滲ませていたが、今大会への気合いは十分だ。

 新日本の菅林直樹会長によると、新設されるIWGP女子王座は「今後、世界標準のスタイルで新日本プロレスとSTARDOMのプロレスが世界へ打って出ていくため、IWGP実行委員会が認定・管理する初の女子王座を設立する。設立に伴い初代王者決定トーナメントを開催。1回戦の第1試合を10月2日、新日本プロレスのロンドン大会『ロイヤル・クエスト2』で行い、スターダムの後楽園ホール大会、立川大会を経て、11月20日の有明アリーナ大会で王者を決定し、来年1月4日、東京ドーム大会で初防衛戦を予定している」という。また、王者には「今後、世界中から注目が集まる規模の新日本プロレスの国内大会、スターダムのビッグマッチ、新日本プロレスの海外大会を中心にタイトルマッチを行う予定」とのことで、新日本とスターダム、日本と海外といった幅広い活動が約束されるという。

 これを聞いた棚橋は「IWGP女子王座は、“インターナショナルレスリンググランプリ”って立ち上げからある歴史のあるベルトのいい部分をうまく利用して、そのIWGP女子っていう部分で対世間だったりとか、対ほかの団体だったりとか、インターナショナルなのでアメリカだったり、世界中の選手に対して『IWGPの女子王座ができたよ』ってことを大いにアピールして、是非チャンピオンになっていただいて、IWGPの女子のベルトを自分(岩谷)が持ってる今のベルト(SWA世界王座)と競わせてもいいんじゃないかなと思いますね」と岩谷にエールを送るとともにアドバイス。IWGPブランドを有効活用すべきと極意を伝授。

 さらに、「まあ、IWGPっていうのは歴史もあって、IWGPって聞くといろんな名選手の顔が浮かんできますけど、批判から入るのではなく、まずやってみる。そしてそこに広がりをボクは感じられると思うし。だから、やる前にとやかく言うよりも、まずやってみてそこからまた良い部分、悪い部分っていうのは必ず出てきますので、そういった部分を選手、団体の努力でいい方向に向けていけばいいんじゃないかなと思います」と語り、王座新設について一部のファンから賛否が起こっているが、「まずはやってみることが大事」だと同王座の新設を後押しした。

▼IWGP女子王座決定トーナメント日程
1回戦
10.2 新日本プロレス・ロンドン大会
10.22 スターダム・後楽園ホール大会
準決勝
10.23 スターダム・アリーナ立川立飛大会
決勝戦
11.20 新日本プロレス×スターダム合同興行有明アリーナ大会
※出場選手数は7選手(1名はシード)、スターダム選抜は4選手を予定。出場選手は27日のスターダム後楽園大会で一部発表する可能性を、ロッシー小川エグゼクティブプロデューサーが発言している。

(どら増田)

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