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48歳市職員男、宿泊客のみ入浴できる温泉に無断で侵入し懲戒処分「我慢できなくなった」事実を認める

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画像はイメージです

 鹿児島県日置市の公共施設に無許可で立ち入り、入浴をしたとして、同市吹上支所に勤務する48歳の男性係長が減給10分の1(1か月)の懲戒処分を受けた。

 男性係長は、新型コロナウイルス感染拡大に伴うまん延防止等重点措置下だった2月7日、市内の公共施設に施設管理者の許可なく非常口から侵入し、宿泊客のみ利用することができる温泉に入った。

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 不審に思った従業員が入浴後に声をかけると、不正を認める。市の聞き取り調査に対し、「温泉を自粛していたが我慢できなくなった。侵入は初めて。軽率な行動で反省している」と事実を認めている。施設側は建造物侵入の被害届を提出したが、伊集院区検察庁が7月に不起訴処分とした。市は19日付でこの男性係長を減給10分の1か月の懲戒処分とした。

 この事案に、ネット上では「我慢できないなら、なぜ有料の温浴施設を利用しなかったのか。また、普通に宿泊して入ることもできたはず。その立場を利用して無料で入りたいという気持ちがあったのではないか」「公務員がその立場を利用して不法侵入しているのに、たかが減給でいいのか」「かなり常習性が高い犯罪。一度や二度で済ませているとは思えない。非常口の場所を把握しているのも、おかしい」「懲戒免職処分が妥当だろ」と怒りの声が上がる。

 一方で、「宿泊施設ももう少ししっかり警備をしておくべきではないか」「勝手に入れてしまうのもおかしい。もし殺人鬼が入ってきたらと思うと、怖いよ」「温泉に入るだけではなく、盗撮や窃盗をしている可能性もある。調べてほしい」という指摘も出ていた。

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