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米AEW無期限遠征中の竹下幸之介がDDTに一時帰国で進化の過程を披露!「僕の夢は世界一のプロレスラーです」

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竹下幸之介

 DDTプロレスは20日、毎年恒例の真夏のビッグマッチ『WRESTLE PETER PAN 2022』を東京・大田区総合体育館で開催した。

 セミファイナルでは、アメリカAEWに無期限遠征中の竹下幸之介が、今年4月10日の東京・後楽園ホール大会以来のDDT凱旋。試合は、DDT旗揚げ25周年記念スペシャル6人タッグマッチというタイトルのもと、竹下、MAO、ヤス・ウラノが合体。ディック東郷、佐々木大輔、KANON with MJポー&藤田ミノル組と激突した。新日本プロレスでバレットクラブH.O.Tのメンバーとして、EVILのマネージャー的な存在を務めている東郷も久々のDDTマット帰還だ。

 試合が始まると、竹下組は3人揃って場外に飛ぶなど、息の合ったところを見せる。ダムネーションT.Aも、東郷と佐々木の師弟コンビが同時にフェースロック、ペディグリーを繰り出すなど、負けじと対抗。竹下がKANONにザーヒーを叩き込むも、セコンドがレフェリーの足を引っ張ったため決まらず。逆にKANONが竹下にラリアットを見舞うも、竹下はKANONにすごい高さのジャンピング・ニーを放ち、カバーするとカウント3。アメリカ遠征の途中経過をキッチリと焼きつけていた。

 試合数、竹下は「僕の夢は世界一のプロレスラーです。それが現実で、目の前まで見えてきました。でも、ここからの壁が高いことは知ってます。僕のホームはDDT。DDTのレスラーとして、世界一になること。これが最高のドラマチックドリームだと信じています」と人差し指を掲げてアピール。バックステージでは「人からしたら、たかが4か月かもしれないけど、僕からしたらされど4か月。10年のキャリアの中で一番頑張った月日だと言ってもいいと思います。世界一のプロレスラーになるってことを夢で10年やってきて、それがちょっと可能性あるかもなって、思ってもらえる人が増えたと思ってる。また世界一のプロレスラーをめざすために、米国に飛びたいと思います」と再渡米を明言。

 さらに、9.10大阪・西成区民センター大会でのデビュー10周年記念興行で行われる佐々木との一騎打ちに向けては、「KO-D無差別を初めて巻いた試合、DDTの米国興行の試合、両国のタイトルマッチとか、大事なターニングポイントはいつも佐々木さんとのシングルなので。試合で学ぶという部分では、一番学んだなって思うので指名させてもらった」と指名した理由を明らかにしている。

 ビジュアルも変化した竹下が、再び日本に定着する時はさらなる進化を遂げているだろう。

◆DDTプロレス◆
『WRESTLE PETER PAN 2022』
2022年8月20日
東京・大田区総合体育館
観衆 1250人(満員)
▼DDT旗揚げ25周年記念スペシャル6人タッグマッチ(30分1本勝負)
○竹下幸之介&MAO&ヤス・ウラノ(20分41秒 片エビ固め)ディック東郷&佐々木大輔&KANON● with MJポー&藤田ミノル
※ジャンピング・ニー

(どら増田 / 写真©︎DDT)

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