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「苦労してきただけに強い」エルムステークス 藤川京子の今日この頃

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藤川京子

 JRAでは11戦して勝つ事が出来ずに、一旦は園田に行って何とか初勝利を収めてから8連勝中です。ここ3戦はJRAに戻り、それでも3戦連続で勝っています。彼に何があったのかは分かりませんが、父親シニスターミニスターの血が騒ぎ出したのかもしれません。しかも好タイム実績もあり、馬主さんもびっくりだと思います。但し、今回のメンバーは今までとはレベル違いますから、厳しくなりますが、ここでも勝てばブラッティーキッドがGIに行くのも時間の問題です。

 立ちはだかる壁はウェルドーンで、GI3着の実績もあり、前走もこのレースで馬券に絡む事が多いマリーンS2着だったことから、人気になる事でしょうし、斤量も54kgですからこの馬に勝つのは大変だと思います。しかもマリーンS1、3着の馬も出走してきますから、厳しい戦いになると思います。さらに、昨年のこのレースで2着だったオメガレインボーと、勝ったスワーヴアラミスが斤量は増えますが出走してきます。

 それと、ロードレガリスもブラッティーキッドに似た経歴の持ち主で、JRAでは6戦しても初勝利が出来ず、大井で勝ってから出戻りで計6連勝してきた実績もある馬ですから、期待されてない方の法則だとこの馬にも注目が集まるかもしれません。前走は1年ぶりのレースで、プロキオンS4着は復活の兆しがあり、まさかの大逆転も想定しています。また、天気予報では雨は微妙のようですが、早めに降り出してきたらアメリカンシードも有り得るかもしれません。8か月の休養明けですが、昨年の5月に重馬場で行われた平安Sで2着で、3着だったのはマルシュロレーヌで2走前はBCディスタフでは勝ち、前走はサウジカップ6着で、いずれもGIレースだった事を思い出せば、見た目以上にポテンシャルが高いかもしれません。そうなると昨年同様に、今年も荒れちゃうかもしれませんね。

ワイドBOX 11ロードレガリス、4ブラッティーキッド、7ヒストリーメイカー
ワイドBOX 6ウェルドーン、3オメガレインボー、5アメリカンシード
ワイドBOX 1ロードエクレール、12スワーヴアラミス、9フルデプスリーダー

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