SPEEDの上原多香子が13日、再婚後初で4年ぶりとなる時代劇完全オリジナルミュージカル『GOHCAGO～御加護～』に回替わりでゲストとしてステージに登場。上原は、お笑いタレント・ヒロシを完コピした「タカコです…」を披露し、「今まで経験したことのない脇汗をかいています…」「タカコです…上原多香子、何してるの?って思った方、私も同じ思いです」などと自虐で笑いを誘い、翌14日に更新した自身のツイッターでも「どうか私のことだけは忘れてください」と自身をこき下ろした。

　上原は2018年9月、元お笑い芸人・コウカズヤ氏と再婚。同年12月に長男、2021年秋ごろに第2子の出産を報道された。子育てに奮闘する一方で、地上波への復帰は未だに難しいともいわれている。

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　「2012年8月、上原はET-KINGのメンバー・TENNさんと結婚。しかし、それからわずか2年後の2014年9月にTENNさんが自ら命を絶ったのです。当時、上原はTENNさんの自死に『思い当たる節はない』としていましたが、その3年後の2017年8月に『女性セブン』(小学館)が、TENNさんの親族によって提供された遺書を公開。その内容は、上原が妻だった当時、俳優・阿部力と不倫していることを示唆する内容が書かれており、2人の生々しいLINEのやりとりまで掲載されたため、上原に対する世間のイメージが回復できていない状態なのです」(芸能ライター)

　だが、不倫の代償はイメージ低下どころでなく、この騒動でジャニーズを怒らせてしまったようだ。

　「阿部との不倫が報じられた当時、上原は元歌手・森昌子さんの主演舞台『のど自慢～上を向いて歩こう～』への出演を2日後に控えていました。同作にはジャニーズ事務所が深く関連しており、このタイミングのスキャンダルは今後の上原の芸能活動に深い影響を及ぼすであろうともいわれていました。当時、舞台にはA.B.C-Z・河合郁人とジャニーズJr.の寺西拓人がメインキャストに名を連ね、観客の大半がジャニーズファンだったのです」(舞台関係者)

　同作での上原は、河合の婚約者というポジションだけに、一部ファンからは攻撃的なコメントが噴出した。また、同月のニュースサイト『デイリーニュースオンライン』では、「ジャニーズ側は他の出演者のスキャンダルによって、自分たちのタレントに迷惑がかかることをひどく嫌う」と報じ、ジャニーズ関係者をピリつかせたとしている。

　さらに、同サイトは上原がかつてジャニーズタレントに“手を出した”過去にも触れ、2003年のNHK連続テレビ小説『てるてる家族』で共演した関ジャニ∞の元メンバー・錦戸亮との熱愛騒ぎや、2005年11月に『FRIDAY』(講談社)が激写した当時、KAT-TUNだった赤西仁とのラブラブデートの“前科”を挙げ、「これだけジャニーズに迷惑をかけてしまいましたから、今後ジャニーズとの共演はまず難しい」と報じている。また、「こうした動きが芸能界全体に波及していく」と、上原の今後の芸能生活を危惧した。

　案の定、『のど自慢』の千秋楽を終えた上原は引退の危機にさらされ、実質的な芸能活動休止状態となる。同サイトは、「芸能界において絶大な勢力を持っている大手事務所・ジャニーズに睨まれたとなれば、やはりもう第一線での活躍は厳しいと言わざるを得ない」とバッサリ。さらに2021年3月、一部ニュースサイトでは上原の芸能界復帰は絶望的とも報じられた。

　冒頭のミュージカルには、苦楽を共にした元SPEEDの参議院議員・今井絵理子氏が客席に駆け付け、上原の復帰を見守った。今後の芸能活動に注目が集まる中、ジャニーズとの共演は果たしてあるのだろうか。