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中日・京田、電撃トレード説が急浮上か 最有力候補はロッテ? 突然の抹消が憶測を呼ぶ

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 2017年のプロ入りから中日でプレーし、昨季までに通算で「657試合・.250・19本・173打点」といった成績を残しているプロ6年目・28歳の京田陽太。11日、NPBが公示した登録抹消がネット上で物議を醸している。

 NPB公式サイトはこの日、中日が京田、福元悠真、松葉貴大の3名を登録抹消としたことを公示。松葉はこの日新型コロナ感染が判明したためと報道された一方、京田、福元の2名については詳しい理由が伝えられていない。

 今季の京田は「.157・2本・7打点」と不振にあえいでいた5月4日・DeNA戦で、遊ゴロを後逸するなど守備でも精彩を欠いたことが決定打となり、立浪和義監督から試合中に二軍への強制送還を命じられる(抹消は翌5日)。その後、6月17日・巨人戦から一軍に復帰したが、同日から7月10日までの打撃成績は「15試合・.214・1本・1打点」とサッパリだった。

 >>中日・京田に「常軌を逸してる」ファンドン引き ボールボーイに防具を投げつけ、死球の怒りは2週間前に伏線アリ?<<

 京田の登録抹消を受け、ネット上には「特に理由報じられてないけど多分打撃不振のせいだな」、「守備はある程度安定はしてるけど、打率1割台だとさすがに使いにくい」、「二軍でもう一回再調整して、オールスター明けぐらいに戻ってこいってことだろうな」と納得の声が寄せられた。

 ただ、ファンの間では「今の球団なら京田トレード放出をやりかねない、ついこないだも突然石岡出したばかりだし」、「ロッテあたりと電撃トレード成立って展開になるのもあり得なくはないぞ…」と今回の抹消はトレードの布石ではいう憶測の声も少なからず上がっており、Twitterでは一時「京田トレード」というワードがトレンド入りした。

 「中日は4日に打率『.360』と好調だった内野手・石岡諒太の登録を突然抹消。ファンから疑問の声が上がる中、4日後の8日に石岡とオリックス外野手・後藤駿太の交換トレードを発表しファンを驚かせました。このこともあり、今回の京田の登録抹消も電撃トレードの前触れなのではと勘繰っているファンは少なからずいるようです。立浪監督は5月に京田を強制送還した際に『戦う顔をしていない』と強い不満をにじませたことが伝えられていますが、再昇格後も復調を見せない京田に業を煮やし、代わりの遊撃手やその他手薄なポジション(三塁手、先発など)を獲得するためのトレード要員とすることを決めたという可能性も決してゼロではない状況ではあります。また、もし本当にトレードに動いているとするならば、作戦サイン流出の問題がなく遊撃も手薄なパ・リーグ球団であり、昨年も中日と野手のトレードを行っているロッテが相手先の最有力候補ともいえそうです」(野球ライター)

 プロ1年目の2017年からレギュラーをつかんだ生え抜きの遊撃手でファン人気も高い京田。球団が登録抹消以外の動きを見せているわけではないため、現時点では一部ファンによる憶測にとどまっているが、今後もし本当にトレード放出となれば球界に衝撃が走ることは間違いなさそうだ。

文 / 柴田雅人

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