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『相棒』新相棒に寺脇康文復帰の事情 シリーズはまだまだ継続?

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寺脇康文

 俳優の寺脇康文が、今年10月スタートのテレビ朝日系連続ドラマ「相棒season21」で第5代・相棒を演じることを、各メディアが報じた。

 水谷豊演じる警視庁特命係の杉下右京が、相棒と息の合ったやりとりで難事件を解決する人気シリーズ。反町隆史が演じた4代目の冠城亘は警視庁を退職し、今年3月23日のseason20の最終回で卒業していた。 

 寺脇は初代・相棒として、放送開始の2000年6月から08年12月まで相棒・亀山薫を務めており、約14年ぶりの復帰となった。

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 亀山は捜査1課の元刑事。凡ミスから特命係に左遷されて初代相棒に。08年12月17日の「season7」途中の第9話で、高校時代の友の死をきっかけに、遺志を継いで南アジアの小国・サルウィンに移住。相棒は及川光博が演じた2代目の神戸尊に受け継がれた。

 その後、亀山が登場したのは回想シーンのみで、帰国の場面などはなし。どのような経緯で復帰するかは明かされていないだけに、復帰の経緯も注目される。

 「稲垣吾郎、町田啓太、福士蒼汰、山崎育三郎、尾上松也らが新相棒候補として挙がっていたが、さすがに、半年間にわたる撮影、水谷に対する気遣いなど、新相棒としての〝ハードル〟をクリアするのはなかなか難しかったのでは。結局、寺脇が復帰することになった」(テレビ局関係者)

 寺脇は「仮面ライダー1号が帰ってきたように、相棒1号も帰って参ります! 今、流行りの言葉にすると『シン亀山薫』でございます!」とコメントを寄せているが、どうやら、寺脇の復帰でまだまだシリーズが続くことになりそうだという。

 「水谷は周囲に『相棒は70歳で卒業』と公言していたというが、7月で70歳。しかし、出演話数は寺脇より反町の方が多いが、出演年数では寺脇が8年6か月と歴代最長。おそらく、少なくとも寺脇が反町の出演回数記録を更新するまでは続けるだろうし、もう1本劇場版もありそうだ」(芸能記者)

 水谷は「亀山くんが帰ってくる。そんな日が来ることを、杉下右京は何度か夢見ていたに違いない」などとコメント。またまた、絶妙なコンビネーションを見せてくれそうだ。

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