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日本ハム・杉谷に「諦め早すぎないか」の声 お立ち台コメントが物議? 来季を見据えた呼びかけが思わぬ波紋

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画像はイメージです

 29日に行われ、日本ハムが「7-2」で勝利した巨人戦。日本ハムのプロ14年目・31歳の杉谷拳士のお立ち台コメントがネット上で物議を醸している。

 この日「9番・二塁」でスタメン出場した杉谷は、「1-1」と同点の2回裏1死二、三塁の第1打席で三塁走者を生還させる遊ゴロを放ち勝ち越し点を記録。また、「2-1」で迎えた4回裏無死満塁の第2打席では、決勝打となるタイムリーを右翼へ放つなどチームの勝利に大きく貢献した。

 試合後に根本悠楓、上川畑大悟と共にお立ち台に上がった杉谷は、インタビューの最後に締めのメッセージを求められる。これを受けた杉谷は「(選手が)成長していく姿をぜひ今年最後の札幌ドームで見て、来年の新球場(エスコンフィールド北海道)、皆様と一緒に勝ちを分かち合えたらいいなと思っています」と、早くも来季を見据えたようなコメントを残した。

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 杉谷のコメントを受け、ネット上には「なんか今季を既に諦めたような発言に聞こえるな」、「まだシーズン4か月残ってるのに諦め早すぎないか?」、「今季もまだまだ捨てたもんじゃないぞ、5月はギリギリとはいえ勝ち越してる(12勝11敗)じゃないか」といった指摘が寄せられた。
 
 同時に、「そもそも杉谷は来季のこと考えてる余裕なんかあるのか?」、「新球場で勝ちを分かち合いたいならもうちょっと成績残してもらわないと…」、「本拠地移転直前でクビになったら目も当てられないから気合入れろ」と、現状を引き合いに出した苦言も多数みられた。  

 「29日の試合は『4打数1安打・2打点』と活躍した杉谷ですが、今季は同戦を含めても『8試合・.143・0本・2打点』と低迷。また、昨季までのプロ13年間も『726試合・.216・16本・101打点』と目立った数字は残せていないため、今回のコメントを受け、チームが本拠地を移転する来季を見据えることができるような立場なのかと違和感を抱いたファンは少なからずいたようです。なお、日本ハムは昨オフも西川遥輝(30歳/現楽天)、大田泰示(31歳/現DeNA)、秋吉亮(33歳/現独立・福井)と主力のベテランを一斉に放出するなど新陳代謝が激しい球団であるため、杉谷もこのまま低調ならチームの若返りを理由に今オフクビを切られてしまう可能性も決してゼロとはいえません」(野球ライター)

 生え抜き野手としてはチーム最年長の杉谷は、陽気で明るいムードメーカーとしてファン人気も高い選手。成績が伴えば残留も容易だと思われるが、29日の活躍をきっかけに復調を果たすことはできるだろうか。

文 / 柴田雅人

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