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42歳男、ガソリンスタンドで他の車にいた9歳少年に向け放尿 泥酔状態だった

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画像はイメージです

 お酒で失敗した経験があるという人は少なくないだろう。海外では酒に酔い、子どもを巻き込む騒動を起こした男がいる。

 スコットランドで42歳の男が酒に酔い、近くにいた9歳の少年に放尿したと海外ニュースサイト『METRO』と『The Daily Star』などが4月30日までに報じた。

 ​>>41歳男、13歳少年が家の玄関にフンを投げ激怒 車の下敷きになり少年は死亡<<​​​

 報道によると事件は2021年5月29日、ガソリンスタンドで起きたという。男は酒に酔い、車の中でパートナーとけんかしていた。男がいつ酒を飲んだのか、また飲酒運転でガソリンスタンドまで来たのかどうかは不明である。

 けんかはヒートアップし、男は車から飛び出した。男は上半身裸の状態で、その場にいた別の車の後部座席のドアを開けた。ドアを開けるとそこには9歳の少年がおり、男は車の中にいる少年に向かって放尿し続けたという。

 共に車の中にいた少年の母親が男の行為にすぐ気づき、車から出て男を止めに入った。具体的な時間は不明だが、男は母親に引き離されるまで放尿を続けていたそうだ。なお、『The Daily Star』は男の上半身の写真を公開しているが、首や腕は太く、一般的な40代の男性よりガッチリとした体つきに見える。なお、男のパートナーが男を止めたという情報はない。

 男は少年の母親に追い払われると再び自分の車に戻った。男は運転して道路に出たが、現場近くの道の中央分離帯にぶつかったため車をその場に止めて降車。降車した場所の近くに羊がおり、羊に向かって叫ぶなどしたという。幸い、他の車が巻き込まれることはなかった。

 羊に向かって叫んだ後、男は再び車を運転し、事件現場となったガソリンスタンドに戻った。事件を目撃したガソリンスタンドの店員が通報しており、男は駆けつけた警察に逮捕されたという。男の飲酒量は不明だが、警察によると逮捕時、男はひどく酔っ払っていて歩くことも話すこともままならなかったそうだ。

 2022年4月に男の裁判が行われ、少年に虐待的な行為をした罪と公共の場で迷惑行為をした罪で男に150時間の社会奉仕活動と、ソーシャルワーカーの監視下に12カ月間置かれることが言い渡された。罰金刑や少年に対する損害賠償、車の清掃代の支払いなどは科されていない。

 裁判で男の弁護士は「彼は酩酊レベルまで酒を飲んでおり、少年に放尿したことも含め事件のことを全く覚えておらず意図的ではなかった。さらに事件当時、彼は足のけがのための薬を服用していたが、その薬はアルコールとの組み合わせに悪い影響を及ぼした」と主張。さらに「男は事件以降、アルコールを完全に絶っている」「幸運なことにこの事件によってけが人はいなかった」と言ったそうだ。

 なお、男は現在パートナーとはいい関係性だという。
 
 このニュースが世界に広がると、ネット上では「最低な男。少年がとにかくかわいそう」「けが人はいなかったかもしれないが、少年の心の傷は大きいはず」「刑が軽くないか。酔っていたというのが言い訳になっているようで納得できない」「少年は訴えれば多額の賠償金が取れるのでは」といった声が挙がっていた。

 酒に酔っていたからといって男の行為は到底許されるものではない。被害に遭った少年の心のケアも必要になってくるだろう。

記事内の引用について
「Topless drunk peed on a child then shouted at sheep bringing A9 to a standstill」(METRO)より
https://metro.co.uk/2022/04/29/man-peed-on-a-child-then-shouted-at-sheep-bringing-a9-to-a-standstill-16559969/
「Drunk's petrol station rampage saw him open car door and pee on child, 9」(The Daily Star)より
https://www.dailystar.co.uk/news/latest-news/drunks-petrol-station-rampage-saw-26838659

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