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『サンモニ』姜尚中氏、ウクライナ侵攻は「内戦に近い、兄弟殺し」発言で疑問の声相次ぐ

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画像はイメージです

 10日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、東京大学名誉教授の姜尚中氏がロシアのウクライナ侵攻は「内戦に近い」と発言したことが物議を醸している。

 番組では、ヨーロッパ諸国を中心にロシア外交官の追放や経済制裁が進んでいるものの、国連人権理事会ではロシアの理事国資格停止について棄権や反対票が入るなど、国際社会が一枚岩になっていないことが紹介される。

 ​>>『サンモニ』元村氏、ウィル・スミスの暴力に「ウクライナ侵攻を容認するということ」発言で物議<<​​​

 姜氏は「痛ましいこととか、義憤に駆られることっていうのは、あまり喋りたくないんですね。それはなぜかと言うと、みんな同じ考えを持っているから。問題はなぜこんなことが性懲りもなく繰り返されるのか。そしてどうしたらいいのか」と指摘する。

 そして、「やはり僕は単純な外国同士の戦争ではなくて、これはやや内戦に近い、兄弟殺しじゃないかなと思っていて。だいたい、ウクライナとロシアはかつては同じ兄弟みたいな感じだったわけで、朝鮮戦争の時にもやっぱ南北の間で、こんなことはもういっぱい起きたわけだから、内戦もしくは準内戦的な」とコメントする。

 さらに、「いわゆる戦争放棄に基づいたバトルではなくて、かなり兄弟殺し的なある種の近親憎悪に近いもので、我々から見ると考えられないぐらいの残虐性に走ってしまう。そういうものが今回も出ているので。もちろんプーチンが悪いっていうことも誰でもわかるわけですけど、やはりこれがなぜ起きたのかという背景を、やっぱりしっかり我々は理解しておかなきゃいけないと思います」と述べた。

 この内容に、一部視聴者から「ウクライナは独立国家なのに内戦とは何事だ」「ロシアとウクライナは民族が違うように思うのだが」「兄弟国家だと、残虐性に走っても問題がないということ?」「ロシア側の主張をそのまま垂れ流している」「侵略を兄弟殺しと言って正当化して、台湾侵攻を狙っている」「こういう意見をテレビで流すのがプロパガンダになる。怖い」などと疑問の声が上がる。

 ただし、番組のファンからは「1つの意見」「この人がこういう意見を言うはいつものこと」などの擁護も少数ながら出ていた。

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