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橋下徹氏、国際政治学者に「心底頭悪いな」ウクライナ侵攻巡り“他国の歴史を捏造”と指摘され反論

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橋下徹氏

 元大阪府知事、元大阪市長で弁護士の橋下徹が、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻への見解を巡り、国際政治学者の篠田英朗氏を侮辱しているとして、ネット上から批判を集めている。

 事の発端となったのは、橋下氏が29日にツイッターで「ロシアが一番悪い。しかし戦争前に軍事力の均衡とメンツの均衡を崩さないようギリギリのバランスをとるのが政治の役割。NATOとロシアでそれができなかった」とウクライナ侵攻への私見を投稿したこと。

 ​>>橋下徹氏「ウクライナ戦争が始まったとき、日本ですら戦え! 一色になった」投稿に疑問の声 矛盾の指摘も<<​​​

 これに対し、篠田氏が「NATOはロシアに気をつかってウクライナを加入させていなかったわけだし、ゼレンスキー以前からプーチンはウクライナを攻め立てている。全く意味不明」と反論。「自分の保身のために自分自身の過去の言動に責任を取らないだけでなく、他人の国の歴史まで捏造するのは、あまりに罪深い」と指摘した。

 すると、橋下氏は引用リツイートで「ゼレンスキー大統領自身がロシアの独立系インタビューで『ウクライナの中立化が最重要ポイントで、ロシアはそれを第一に考え、それが戦争の原因だった』と答えているのを知ってる?」と篠田氏を批判。さらに「紛争の原因を把握するのにあなたらの意見は使い物にならん」「学者がどう言おうが自由だが、使い物にならない見解ということに間違いない」と苦言を呈した。

 また、篠田氏が投稿した「日本も、もし橋下徹氏が大臣だったら、ゼレンスキー大統領の国会演説は、あんなものではなかったな」というツイートに対しても、橋下氏は「心底頭悪いな」と怒りを露わにしつつ、「俺はあなたのような戦う一択ではないと言い続けてきた」と反論。

 さらに、「ウクライナに中途半端な武器を提供して戦わせる西側政治家のえげつない戦略に気付かずに能天気に拍手を送れるあなたが羨ましい」などと綴り、30日にもツイッターに「学者はこれまで読んだこと、聞いたことのない見解を理解することは困難なんやろ」と篠田氏のツイートを引用しつつ投稿していた。

 篠田氏への侮辱とも取れる一連のツイートに、ネット上からは「ド素人が専門家に対して何言ってるんだ…?」「侮蔑の言葉を入れないと話し合いというものができないのか」「自分だけが頭いいつもりなの?」「もはや議論じゃなくて煽り」といった批判の声が多々集まっている。

 篠田氏は橋下氏の一連のツイートについて、29日にツイッターで「自分の保身のために自分自身の過去の言動に責任を取らないだけでなく、他人の国の歴史まで捏造するのは、あまりに罪深い」と指摘。また、30日にも「橋下徹氏が、『議論』と称して歴史の捏造に着手し始めているのは、看過できない」とツイートしていた。

記事内の引用について
橋下徹公式ツイッターより https://twitter.com/hashimoto_lo
篠田英朗公式ツイッターより https://twitter.com/ShinodaHideaki

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