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謎の死を遂げた未成年の自宅から大量の爆弾を発見!?【衝撃の未成年犯罪事件簿】

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画像はイメージです

 昭和後期に発生した立てこもり事件「あさま山荘事件」から、2月19日で50年の節目を迎えた。

 過激派グループ・連合赤軍の残党メンバー5人が管理人の妻を人質に、長野県の保養所「あさま山荘」に立てこもり、警視庁と長野県警の機動隊が人質の救出作戦を行うも難航し、死者3人と多数のけが人を出した。

 立てこもった連合赤軍の残党5人のうち2人は当時19歳と16歳の未成年であったことも世間に衝撃を与えた。

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 このように過激派グループには、18歳未満の少年も加入しているケースも多い。加入に至った事情は様々。兄弟がメンバー入りし、本人の意思とは無関係に加入することもあるが、将来有望な人材ならば若い年齢であってもトップに上り詰めることがある。

 1976(昭和51)年9月、東京都品川区で定時制高校に通っている19歳男性が自宅で死んでいるのが彼の母親によって発見された。死因は不明だが、何より驚かされたのが、部屋の中に放置されていた段ボール詰めの爆弾類であった。

 この爆弾はジュース缶で作られた簡素なものだったが、缶の中には火薬が詰め込まれ、起爆装置として爆竹が差し込んであり、すぐに使えそうなものだったという。

 実はこの青年は数年前から、大阪市内で活動していたある過激派グループに籍を置いており補導歴があった。彼は未成年であったため東京の両親に引き渡されたが、過激派グループとの交流は続いていたようで、彼はひそかにリーダーの男から爆弾作りのノウハウを受け継ぎ、グループ内ではかなり偉い位置にいたようだ。

 彼の作った爆弾が実際に使われていたかどうかは不明であるが、「あさま山荘事件」以来、下火になりつつあった過激派グループはまだまだ水面下では活動が続いており、新しい若い世代が次々に加入していることが明らかになった事件であった。

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