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「俺のこと言ってる?」大相撲、北の富士氏と舞の海氏が一触即発のバトル!? 1月場所を盛り上げたTV解説中の攻防

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 1月9~23日にかけ行われた大相撲1月場所(東京・両国国技館)。「13勝2敗」で優勝した関脇・御嶽海(現大関)、横綱・照ノ富士(11勝4敗)、平幕・阿炎(12勝3敗)の3名が千秋楽まで優勝争いを展開し土俵を盛り上げた。

 一方、土俵外で少なからずファンの注目が集まったのが、共にNHK大相撲専属解説者を務める北の富士勝昭氏(元横綱)、舞の海秀平氏(元小結)のTV解説中の掛け合い。両名は今場所初日、千秋楽の中継でそれぞれ共演しているが、両日ともに“バトル”が勃発した。

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 初日でまず話題となったのは、幕内前半の平幕・妙義龍対同・志摩ノ海戦後のやりとり。番組では取組前に、御嶽海が場所前の合同稽古で申し合いを行う様子をVTRで紹介。取組後、舞の海氏は「先ほど御嶽海の話が出てましたけども、北の富士さんどうですか? 9勝、11勝ときて、今場所10勝だったら大関に上げてもいいんじゃないでしょうかね?」と尋ねたが、北の富士氏は「さぁ~、知りません」とそっけない返答だった。

 すると、舞の海氏は「過去に3場所で30番に満たなくても大関に昇進して、その後横綱になって大活躍している力士もいるんですよね」と、3場所計28勝で大関に昇進した北の富士氏を揶揄するような内容をコメント。これを聞いた北の富士氏は「ふふっ…」と少し笑いを漏らした後、「まさか俺のことを言ってるわけじゃないよな?」と確認。これに対し舞の海氏は「いや、北の富士さんのことです」とあっさり認めていた。

 このやりとりはネット上で「完全に北の富士を煽ってて草」などと話題を呼んだが、北の富士氏はその後、幕内前半の取組が終了したタイミングで舞の海氏に“反撃”している。ここでは相撲協会・八角理事長(元横綱・北勝海)の弟子であり、その八角理事長を育てた北の富士氏にとっては孫弟子にあたる新十両・北の若が初日白星を挙げたことが紹介される。これを受け、舞の海氏は「将来は北勝海か北の富士を名乗ってほしいですね」と師匠たちのしこ名を継げるような力士になってほしいと期待を寄せた。

 ただ、北の富士氏は「何言ってんの君は」、「八角に怒られるんじゃないの?」と、気が早すぎるとばかりに舞の海氏をバッサリ。ネット上のファンからは「これさっきの発言の仕返しじゃない?」と推測するコメントが寄せられた。

 両名はその後千秋楽の放送で再び共演したが、東前頭2枚目・宇良対同13枚目・千代丸戦後の北の富士氏の発言をきっかけにまたしてもバトルを展開している。ここでは今場所後に三役の顔ぶれがどう変わるのかが話題となったが、北の富士氏は両小結(明生・大栄翔)が共に負け越している点に着目。その上で、「三役にいるということは難しいことだね。定着するということはね」とコメントした。

 すると、続く同4枚目・隠岐の海対西前頭筆頭・霧馬山戦後、舞の海氏が「先ほど北の富士さんから『三役維持するの大変なんだね』という話が出ましたけれども、その三役から突き抜けて大関になって、さらにまたその上の横綱になったというのは、そう考えるとすごいですね北の富士さん。遊んでるだけではなく、かなり努力したんでしょうね」と北の富士氏を称賛。現役時代“夜の帝王”と称されるほど遊び好きな面もあった北の富士氏は、聞いた直後は苦笑交じりに「誰が遊んだんだ」と反論。ただ、その直後に「何とでも言ってください」とトーンダウンしたこともあり、ネット上には「自分でも遊び人だったって自覚はあるんだな」といった反応が挙がっていた。

 土俵上に負けずとも劣らない盛り上がりを見せた北の富士氏と舞の海氏のバトル。一部からは「公共の電波で軽口言いあえるほどの仲なのは微笑ましい」という声も挙がっているが、次場所である3月場所(同月13~27日/大阪・エディオンアリーナ大阪)では果たしてどのような攻防を繰り広げるのだろうか。

文 / 柴田雅人

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