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韓国に「泥棒の開き直り」と激怒? 自衛隊機事故への発言が物議、谷本知事の問題発言は過去にも

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 石川県の谷本正憲知事の発言が物議を醸している。谷本知事は1月31日に航空自衛隊小松基地のF15戦闘機が墜落したと見られる事故発生を受け、「現時点では不明瞭な点が多いが、県民に不安を与える事態が発生したことは誠に遺憾」とコメントし、自衛隊に飛行訓練の見合わせを申し入れた。

 この発言時点で行方不明の乗組員が見つかっていないため、「パイロットの無事を祈らない知事の冷酷な発言には憤りを感じる」「これがトップの発言か」と疑問の声が沸き起こっている。

 ​>>立憲民主党泉代表が“苦しい言い訳”、過去にも「あり得ない」と批判されたことも<<​​​

 谷本知事は1945年4月生まれの76歳。全国最多の7期目を務める人物。自治省の官僚出身ながら、何かと物議を醸す発言を繰り返していた人物として知られる。

 2017年6月には、北朝鮮の相次ぐミサイル発射を受け、県町長会の総会の場で、県内の原発が狙われた場合はどうするかと問われ、「兵糧攻めで北朝鮮国民を餓死させなければならない」と発言し、批判が殺到。発言を撤回した。それでも、「北朝鮮の国民に影響が及ぶ可能性があるが、内部から体制が崩壊していくような状況を作ることが必要だ」と同国への経済制裁に関しては肯定的な発言を残している。

 2019年11月には、前年に県内の金沢港に入った韓国船が、港の施設を破壊する事故が発生。しかし、船の持ち主である韓国企業が修繕費用を出さず、税金が投入されることに、谷本知事は「泥棒の開き直りだ」と怒りを表明したと複数のメディアに伝えられる。谷本知事は北朝鮮や韓国に厳しいスタンスで知られるようだ。

 さらに、2020年3月に新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、東京都など都心部に外出自粛要請が出された。この時期に「息抜きしたければ、無症状の人は東京からお越しいただければ」などと発言。これには地元から多くの困惑の声が上がった。

 今のところ谷本知事は、次回の知事選へは不出馬の意向を示している。引退までにこれ以上、物議を醸す発言を重ねないで欲しいものだ。

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