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「場所を考えて言え」挑発的な質問に激怒?『10増10減』で怒り心頭の二階議員、記者とのバトルは過去にも

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 自民党の二階俊博衆議院議員が小選挙区の区割り案「10増10減」を受け、「腹立たしい」と怒りを露わにし、話題となっている。この区割り案は地方の保守系の重鎮議員を直撃すると言われ、二階氏の地元の和歌山県も3から2に減らされる。

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 二階氏と言えば、幹事長を務めた自民党の重鎮議員である。記者に対して言葉を荒げることも少なくなかった。

 2017年4月には、東日本大震災に関し「(被災地が地方の)東北で良かった」といった問題発言で復興相を更迭された今村雅弘衆議院議員に関する質問を記者団から繰り返され、「せっかく本人がああいう風に辞めている話を、何回も何回もぶり返す必要はないじゃないですか」と怒り、「これ以上、何かありますか」と投げやりになる場面が見られた。

 また、2019年12月には、IR誘致を巡る汚職で逮捕されていた二階派所属の秋元司衆議院議員(肩書は当時)の事務所が家宅捜索を受けた件について記者から問われると、不快感を露わにした。「場所を考えて言え」「東京地検がすった転んだって俺はそんなこと知るかい」と大激怒。この質問は台風19号の被害を受け、栃木県内を視察中に出たものであり、二階氏としては場違いな質問へ怒りを示した形だ。

 さらに、2021年8月には、翌月行われる自民党総裁選について出馬を予定している菅義偉総理(肩書は当時)を支持するかと記者から問われ、「当然のことじゃありませんか」「愚問だよ」と激怒。そして、選挙後に記者団からどの候補に投票したかと問われた二階氏は「そんなことをわざわざ言う必要ないじゃない」と語気を強めて発言。当選した岸田文雄氏は、二階氏に批判的な立場であるとも言われていただけに、苛立ちを隠せなかったのだろう。

 記者があえて挑発的な質問を向けている側面もあるとは言え、二階氏もある程度は怒りのトーンを抑える必要はあるかもしれない。

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