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二宮がキムタクにキレられた背景に明石家さんま

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明石家さんま

 正月のフジテレビは“ニノ祭り”だった。1月3日に主演ドラマ「潜水艦カッペリーニ号の冒険」が放映されたほか、前日(2日)から連続ドラマ「フリーター、家を買う。」(10年)の再放送がフジテレビをジャックしたからだ。3日の放映直前には、メンバーの相葉雅紀がレギュラー出演している「VS魂」にゲスト出演。アラシック(嵐ファンの呼称)にたまらない再会を果たした。

 ​>>中居がV6、嵐、キンプリに見せていた大盤振る舞いなジャニーさん魂<<​​​

 二宮は今年、主演映画の「TANG タング」と「ラーゲリより愛を込めて」の公開を控える。メンバーでは群を抜いた演技力とあって、プライベートで深い付き合いをする年上の大物俳優が多い。有名なところでは髙橋克実や大竹しのぶ、笑福亭鶴瓶、西島秀俊など。父親ほどの年齢差があるベテランにもタメ口をきくのが、ニノ流の距離の詰め方だ。時には、さほど親しくない相手に踏みこみ過ぎてしまうこともある。20代だった頃、あの明石家さんまにそうだった。テレビ雑誌の取材ライターが振り返る。

 「嵐とさんまさんの初共演は08年。ボケ倒すさんまさんに対して、ニノが『そんなことねーだろ!』と敬語を無視したツッコミを連発。さらに、12年10月に放映された番組『ひみつの嵐ちゃん!』(TBS系)でも、『えーっ!?』などフランクなリアクションを取り続けると、さすがのさんまさんも『何がえーや。失礼な!』と半ギレ状態になりました」

 さんまにとってこれは、バラエティ番組の日常。しかし、さんまの大親友で上下関係に人一倍厳しい木村拓哉は看過できなかった。偶然そのテレビを観ており、速攻で「すみません。うちのニノが失礼な口の利き方を致しまして」とジャニーズ事務所の後輩の無礼を詫びるメールを送った。

 この一件を機に気を使ったのはさんま。二宮と木村が直接会う状況を避けた。ところが2人は、18年に封切られた映画「検察側の罪人」で初共演。作品を作り上げた2人が抱き合い、健闘を称え合った姿を見たさんまは「なんじゃ、これは」とようやく全てを水に流すことができた。

 「この映画を機に親しくなった2人は、二宮さんが木村さんの大豪邸に足を運ぶほどの仲になりました。木村さんはSMAP人気が絶頂期の00年に工藤静香とデキ婚。二宮さんは嵐の活動休止が発表された後のドームツアー真っ最中の19年11月に一般女性と電撃婚。ともにメンバー初のゴールインだっただけに、シンパシーを抱いたのでしょう」(前出・取材ライター)

 さんまで生まれた大きな溝。今では、ニノの敬う先輩リストにキムタクが加わっている。

(伊藤由華)

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